ラスベガス警察は、客の女性がマニキュアの代金を支払わずに、ネイルサロンのオーナーを車でひき殺した監視カメラの映像を木曜に公開した。
12月30日、ゴック・グエンさん(51)はラスベガスのクリスタル・ネイルズで代金を支払わずに店を出ようとする客を止めようとし、車で轢かれて殺害された。
1月3日の警察の発表によると、この客は21歳のクリスタル・ウィップル容疑者。彼女は偽造クレジットカードで支払いをしようとした後、車から金を取ってくると言い、駐車場に行ったとのことだ。
監視カメラの映像では、ウィップル容疑者が車に乗った後、ネイルサロンのオーナーが走って車を追いかけ、駐車場を出ようとする車を止めようとする様子が写っている。
グエンさんはボンネットの上に手を置いて車の前に立ちふさがったが、容疑者のブラックのシボレー・カマロコンバーチブルは止まることなくそのままスピードを上げ、彼女を轢いて引きずった。
グエンさんの夫のソニー・チャンさんも、ウィップル容疑者の車の後ろにつかまり、駐車場を引きずられた。
「車を止めようとしましたが、私はスーパーマンではないので」とチャンさんはラスベガス・レビュージャーナルに話した。
「彼女は35ドルのために私の妻を殺したんです。妻は35ドルで殺されたんです」
彼女は地元の病院に搬送されたが、車にひかれた外傷により死亡が確認された。
グエンさんの家族は、人のために尽くし、何事にも一生懸命だった彼女の葬儀のための資金を募っている。
警察は、木曜の夜の時点でも依然として逃走中のWhipple容疑者の確保に関し、市民に協力を求めている。
「亡くなったグエンさんの家族とこの地域の社会は、この悲惨な事件について知る権利があります」と、ラスベガス警察のレイ・スペンサー警部補は明かす。
土曜日の夜に、ウィップル容疑者が乗っていたと見られるシボレー・カマロが乗り捨てらているのが発見されたとラスベガス・レビュージャーナルに報じた。
この車も、以前に盗難歴が確認されている。
ウィップル容疑者は、盗難車の所有未遂に対する保護観察中の違反に関連し、2018年5月に懲役4か月の有罪判決を受けていた。
この記事は英語から翻訳・編集しました。