
歌手のブリトニー・スピアーズが、Instagramにボイスメッセージを投稿し、現夫との再婚以降に息子たちとの関係が断たれていることがいかに辛いか、胸の内を語った。
ブリトニーには、元夫ケヴィン・フェダーラインとの間に2人の息子がいる。ショーン・プレストン(16)と、ジェイデン・ジェームズ(15)だ。
ブリトニーは6月に現夫サム・アスガリとの結婚式を挙げたが、ケヴィンと息子たちは参列しなかった。

8月、ケヴィンはデイリー・メールに息子たちはブリトニーとの連絡を絶っていると語った。きわどい画像を載せるなど、ブリトニーのSNSの使い方が理由のひとつだという。
ジェイデン自身も、ブリトニーが「注目を集めるために衝動的にInstagramを使っていると思う」と別のインタビューで語っている。
ブリトニーは、父親ジェイミー・スピアーズらによる後見人制度の解除を求め、多くの裁判で争っていた。2021年、約14年間にわたる制約の解除が認められたが、ジェイデンはジェイミーの弁護側にいた。
当初ブリトニーはその理由について、「ジェイデンは18歳で養育費を受け取れなくなってしまうことに腹を立てたからなのでは」と非難していた。

「子どもたちが、私はダメ、注目されたいだけだと主張している。そう、私は聞いてもらいたいし、怒っているの」と、ブリトニーはボイスメッセージで語った。
「私は無意識のうちに人を怒らせたいと思ってしまうみたい。だって、自分がそう虐げられてきたから」
母親のリンと父親のジェイミーが長年にわたって自分を縛り付けてきた、と考えるブリトニーは「地獄で焼かれればいい」と投稿している。

息子たちに向けては、「あなたたちを自分の子どもだと呼ぶことができて、本当に私は恵まれていると思う。私は謝れるのだと、知ってほしい」と語りかけた。
SNSでブロックされたり、結婚式への参列を断られたりなど、息子たちとの関係悪化がどれほど辛いか、次のように告白している。
「2人がいなくなってから、正直言って、自分の中の大きな部分が死んでしまったように感じるの。もう何の目的もない。息子たちは私の喜びであり、すべてだったから」
「また会えることを願っている。それが私の生きる意味」
しかし、長い間意見を述べる機会を抑圧されてきたブリトニーは、公に発信し続けることをやめる気はないという。
後見人制度が適用されていた14年間にわたる孤独、特にリハビリ施設で過ごしていた期間の記憶がいまだに精神的なダメージを与えており、治療のため毎週セラピーと乗馬療法を受けていると明かした。
またブリトニーは、歌手、パフォーマーとしてキャリアを築いてきたが、本来は内向的な性格で、心の内を明かすの容易ではなかったと話した。
「私にとっては、共有できると思えることが本当に大切なの。インスタグラムに投稿することが世界で最もバカげたことだとしても、(自分の精神的な)助けになっているように感じるから」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子
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