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「あっちの世界」に足を踏み入れかけた13人の奇妙な話

理屈じゃ説明できない。

あれ…?と思ったら。

どうやら、奇妙な世界は日常とすぐ隣り合わせにあるようで、ネット掲示板Redditには不思議な体験をしたという話があちこちころがっています。

あれ?と思ったときは、あっちの世界に足が半歩だけ入っているような時。

そのまま進むか、引き返すか。あなたならどうしますか?

1. 2人の妻

Halfpoint / Getty Images

ある夜、帰宅した夫がドアをあけ家の中に入ると、妻がパソコンに向かって仕事をしていた。帰宅時によく見る光景だ。

しかし、今夜に限ってこれはおかしい。だって、夫は妻と外食し、今、一緒に帰宅したのだから…。

モヤモヤしたまま就寝準備をした夫は、寝る前に妻にこのことを打ち明けた。すると妻は真面目な顔でこういった。

「あなたも見た? 帰宅したとき、私もパソコンに向かう私を見たの」

2. 消えた車

A car with its headlights on and rain pouring down
Chokchaipoomichaiya / Getty Images

救急医療技術者の男が仕事を終え帰宅する途中、ハザードライトをつけたまま立ち入り禁止エリアに駐車しているベンツを見た。気になった男は車を止め、懐中電灯を手にベンツに近寄った。

後部座席にはもたれかかるように男が1人、寝ているようだ。助手席の男もダッシュボードにもたれかかっていた。

運転席の男は、前方を見つめたまま微動だにしない。医療技術者の男が窓をノックしても応じない。それどころか、さっきからまばたきすらしていない。

気味が悪くなった男は車から離れ、警察に通報した。車のナンバープレートを伝えるように言われ、ベンツを見ると、ちょうどそこに大型トラックが走ってきて、視界が塞がった。

と思った次の瞬間にはそこに停まっていたベンツの姿は消えていた。前方には森、後方には侵入禁止のバリケード。

ベンツは、あの一瞬でどこに行ったのだろう。

3. 恋人同士の夢

A man and woman are seen getting intimate from outside of a window
Netflix

男には、付き合って2年になるスーザンという名の彼女がいた。ある夜、男は元カノと浮気する夢を見た。

元カノと行為に及んでいる途中、窓の外から「信じられない!」という顔をしたスーザンが泣きながらこちらを見ているという夢だったが、朝起きると夢のことは忘れてしまった。

数日後、デート中にスーザンが夢の話を始めた。数日前に見たというその夢は、まさに男が見た浮気の夢とまったく同じ。

スーザンの夢は、スーザンの視点から窓の中を見た光景だった。

4. 別の人生

A vendor stands in front of a display of fish being sold
Simarik / Getty Images

魚市場で店を出して働く独り身の男。

朝起きて、着替え、お茶を飲み、市場へ向かう。魚を仕入れたら、1日中店に立ち魚を売り、友人と話し、タバコを吸い、売り上げを数えて帰宅する。

夕飯を食べ、リラックスして、眠る。今日もいつも通りの1日だった。

翌朝、目を覚ました男は、今日は土曜日だから市場は休みだなと思い、隣に眠る妻の顔を見た。

その瞬間、男は思い出した、自分は魚市場で働いたことなんて1度もない既婚者であることを。魚市場の自分の生活はすべて夢だったのだ。

どういうわけか、独身の魚屋というまったく違う人生を体験してしまった。

5. 2人の母親

A pair of hands holding a newspaper
Triloks / Getty Images / Via instagram.com

古い車を売りにだすために写真を撮るという母親について、少年は裏庭の森に来ていた。

しばらく撮影していると、森の茂みからガサガサと物音が。母親から逃げろ!と言われた少年は、家に向かって走った。途中、何者かが車の上に飛び乗るような奇妙な音を聞いたが、走り続けた。

パニックで家のドアを開けると、そこにはダイニングテーブルで新聞を読む母の姿があった。

大人になってから、少年はこの時のことを母親に尋ねたことがあったが、母親はまったく記憶にないという。

6. オレンジのぬいぐるみ

A stuffed orange monkey doll hanging by its arms
Foto76 / Getty Images / Via instagram.com

ある父親が、オレンジの猿のぬいぐるみを「お気に入りの子ども」と称して、子どもたちをからかっていた。

子どもたちも面白がって、ぬいぐるみと一緒に遊んだり、ふざけて隠したりしていたが、ある日、子どもたちは、ぬいぐるみに油性ペンで落書きをして、ゴミ箱に捨ててしまった。

子どもたちは、父親がぬいぐるみを探すのを見て、クスクス笑っていたが、やがて父親も諦めた。

数年後、子どもたちがトロントの街を歩いていると、ふと視界のすみに見慣れたオレンジ色が。気になって足をとめると、道路脇には自分たちが捨てたオレンジ色の猿のぬいぐるみが。油性ペンの落書きもそのまま。

なぜ、遠く離れたトロントの路上にオレンジの猿のぬいぐるみがあったのかはわからない。

7. 1時間

An eerie, empty road at night with a full moon in the sky
Rasica / Getty Images

友人数人とドライブを楽しんだ帰り道、両親から電話があり「あと25分くらいで着く」と答えた青年。

車がカーブに差し掛かり、窓の外をみると今夜は満月。湖にも満月が映り、なんとも美しい光景!

彼ら以外に走る車はなく、やけに静かだなと思った瞬間、ヘッドライトの光も、ダッシュボードの光も見えなくなり、あたりは完全な暗闇に。

しかし、次の瞬間にはCDの音楽が戻り、前方には車の列が。

青年は一瞬寝ていたのではと思ったが、どうやら運転を担当していた友人含め、車内全員が今の暗闇を体験したようだ。奇妙ながらも、全員疲れて居眠りしていたのだということに。

車内の時計を見ると、一瞬の「いねむり」のはずが、両親から電話があってから1時間が経過していた。ダッシュボードの故障で、時計が壊れていると思い込もうとするも、25分後に帰宅すると両親は「予定より1時間も遅くなったね」と。

今でもあの一瞬の1時間は理解できない。

8. 正夢

A photograph of blackness
Subjug / Getty Images

15歳のときに、真っ暗闇の中で母親に話しかけられるという夢を見た少女。夢の中の母親は「大丈夫だよ」「もうとれたよ」と優しく話しかけていた。

その数カ月後、耳の穴の奥にイヤリングが詰まってしまい、少女は母親と病院を訪れた。イヤリングを取り出す処置の途中で少女は気を失ってしまったが、耳だけは聞こえる状態にあった。

そこで少女が耳にしたのは、夢とまったく同じ「大丈夫だよ、もうとれたよ」という母親の優しい呼び声だった。

9. 手を振ったのは誰?

A person standing in the window looks down below
CBS Films

ある女の子が10歳のとき、両親と出かけ、駐車場に車を停めた。車から降りて、ふと見上げると隣の家の窓から高校生くらいの少女が駐車場を見下ろしていた。

少女が手を振ったので、女の子も手を振った。まったく知らない少女のはずなのに、女の子は知っている人のような気がしたという。

それから10年後、引っ越したばかりの祖母の家に遊びにいった。家の2階の窓から外を見ると、駐車場が見えた。そこには10歳くらいの女の子がいて、こちらを見て手を振ったので彼女も振り返した。

他人な気がしなかったという。

10. 薔薇を持った女性

A woman on a bus holds a bunch of roses
Eshma / Getty Images

男がホームで電車を待っていると、どんよりとした目の女がお金をめぐんでくれと訴えてきた。弟が入院しており、薔薇を買って見舞いにいきたいのだという。

疑いながらも男は女に5ドルを渡し、電車に乗り込んだ。電車が走り出すとき、女が他の人にも薔薇を買いたいと話しかけているのが見えた。

15分後、目的の駅に到着し、バス停まで歩きバスに乗った。バスの中で10分ほど新聞を読んでいると、次のバス停に留まり、さらに人が乗り込んできた。

その中には、手に薔薇の花束を持った女が。駅のホームで5ドルを渡したあの女だった。女は横を通るとき、男の顔をじっと見つめていた。

一体どうやってこのバスに追いついたのだろう。途中で薔薇も買ったはずなのに。

11. ゆで卵

Hands peel the shell of a boiled egg
Amriphoto / Getty Images

朝食ビュッフェのあるレストランでバイトをしていた男性。毎朝最初にすることは、ゆで卵の殻をむくこと。

トレイにのった茹で上がったばかりの12個の卵をむき、殻をゴミ箱に捨てて振り返ると、そこには今殻をむいたはずの卵が12個。殻がついたまま。

キッチンには他に誰もいなかったのに。

12. ベンチの老人

A man sits calmly on a bench
Charday Penn / Getty Images / Via instagram.com

男は毎朝、通勤でショッピングモールの前を通る。モールにはいくつかベンチが設置されており、その中の1つにいつも同じ老人が座っていた。

とくに特徴のない普通の老人だが、あえて言えば、ベストやゴルフキャップを身につけていることが多く、誰かを待っている様子。

転職までの4年間、毎朝、男はこの老人の姿を目にしたが、話しかけたことは1度もなかった。

さて、男の転職先は、同じ市内ではあるがまったく異なる場所。通勤を始めて数日後、地下鉄のホームのベンチにまったく同じ老人が座っていた。

13. 一度死んだ

A Sonic drive-in sign
Scott Olson / Getty Images

学校のスポーツイベント激励会のあと、午後の授業はファミレスでサボるという友達について外に出た少年。

学校の前の道路は、交通量こそ少ないものの頻繁に事故が起きていた道だった。

友達が何か落として立ち止まり、拾うのを横目に見ながら、少年が道路に足を踏み出した瞬間、真っ赤なシボレーが少年に突っ込んできた。危ないと思った瞬間、目の前が真っ暗に。

少年が目をあけると激励会が終わるところだった。友人がファミレスでサボろうという。外に出ると、友達が何か落として立ち止まった。今度は、少年も立ち止まった。目の前を真っ赤なシボレーが走っていった。

目前に車が見えて息をのんだこと。車が体に当たり、周りが真っ暗になったこと。少年は、さっき一度死んだという感覚がはっきり残っていたという。

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan