休職して2ヶ月、「すみません」と言った主人公に、憧れの先輩が返した胸に響く言葉。

    心に沁み渡ります…..😭

    しばらく欠席や休職が続き、久しぶりに学校や会社に行く時ってどうしようもなく不安な気持ちになって緊張しちゃうこと、ありませんか?

    そんな時に気持ちを和らげてくれる漫画があります。

    SNSで漫画やイラスト、絵日記などを投稿している月本シロさん(@ch_line)がTwitterに投稿した漫画の題名は「久しぶりに、会社の先輩に会った日」。

    主人公は休職して2ヶ月経ったある日、会社の先輩に会うことになります。

    先輩に会うと決心したものの、主人公の心の中で「もうやめろよ」「お前にはもう何も出来ないんだ」と声が聞こえます。

    久しぶりに会った先輩は何も変わらず、仕事の話には触れません。

    主人公が「会社…辞めることになったらすみません」と切り出すと、先輩から返ってきたのは「いいよ」の言葉。

    続けて先輩は「それが生きることに繋がるならそれでも良いんだよ」と声をかけます。

    この先輩の言葉に、記事の筆者自身、心が動かされました…..。

    漫画にはどんな思いが込められているのでしょうか?

    BuzzFeedは投稿者の月本シロさん(@ch_line)にお話を聞きました。

    元々この漫画はSNSの漫画賞に投稿するために描いたものなんだそう。

    お題である「仕事で自分を変えてくれた一言」に沿って漫画の内容を考える際に、月本さんは自分の経験を思い返し、新入社員の頃、声をかけてもらった思い出を描くのも良いかなと思った時もあったといいます。

    ただ、最終的に悩みながらも今回の漫画を描いたのにはこんな訳が。

    「社会人として働いていると『立ち止まる』経験もたくさんあるのではないかと思いました。立ち止まった時にどうしていくか、またどんな言葉をかけるかを思い描きながら作成しました」

    休職して2ヶ月が経ち、息苦しさを感じている主人公。

    作者の月本さんはこの漫画を主人公と同じように「立ち止まっている」と感じている方に読んでもらいたいといいます。

    「仕事をするということは日々の営みのひとつではありますが、働くことが人生の最重要かと問われれば、それは違うと私は考えています」

    「心身の不調があればそれを癒やす事を一番に考えてもらいたいですし、社会全体がそのことを重視できるようにより一層なって欲しいと思っています」

    「立ち止まっている人が、ゆっくりと回復していける社会になればと思っています」