「日本のオノマトペは超大変だぞ」外国人の投げかけた「表現」にハッとする人続出!

    日本語って奥深すぎる…!

    「おい…外国人のみんな…」から始まる投稿が話題です。

    ヨーロッパにあるラトビア在住で日本語を勉強中のアルトゥルさん(@ArturGalata)がTwitterに日本語のオノマトペの難しさについて投稿したところ、2万回以上リツートされ、17万を超える「いいね」が集まりました。

    リプライ欄では「よくよく考えたら日本語って難しいんだね」「こんなにも日本語を楽しく伝えてくれてありがとう❤️」など国内外から大きな反響が寄せられています。

    そのツイートがこちら

    おい…外国人のみんな… 日本のオノマトペはまじ大変だぞ… 『雨がふる音』は【しとしと/ぽつぽつ/ざぁざぁ】など雨が降るタイミングや強さによって変わる… 覚えるのは大変だが、表現方法が超増えるから頑張ろうな… ちなみに日本には『桃が川で流れてる』音がある。 【どんぶらこ】だ。驚いてくれ。

    Twitter: @ArturGalata

    BuzzFeedは投稿者のアルトゥルさんにお話を聞きました。

    「日本のオノマトペは超大変だぞ」

    オノマトペとは自然界の音や声、物事の状態や動きを音で象徴的に表した言葉です。

    日本語には「キラキラ」「ぽかぽか」「ゴロゴロ」など様々なオノマトペがありますよね!

    その中でもアルトゥルさんが紹介したのは「雨」についてのオノマトペ。

    投稿した経緯をこう振り返ります。

    「今は日本人の方と一緒に暮らしているので、生活をしている時にたくさん日本のオノマトペがでてくることがあります」

    「ちょうどその日に雨が降っていたので、雨の強さに関するオノマトペを調べていて強さやタイミングによって違うということを知りました」

    「どんぶらこって何….!?」🍑

    どんぶらこ、響きが可愛いからつかってみたいんだけど、まず桃が川から流れてくることがないから一生使えない気がして悲しい。 🎬【動画】日本語のオノマトペに困惑する外国人なので、オノマトペクイズしたらまじで全然当たらんかったから慰める為に見てください ▶https://t.co/iFH36UYjNV

    Twitter: @ArturGalata

    昔話『桃太郎』に登場する表現である「どんぶらこ」。

    桃が川で流れてくる時に使われたオノマトペですが、よく考えたら確かに「どんぶらこ」ってなんだろう…。

    アルトゥルさんは初めて「どんぶらこ」の表現を知った時のことを話してくれました。

    「『桃太郎』の話は以前から知っていて、どんぶらこという表現は『どんぶり』のことだと思っていました。

    でも、話の内容的に、桃が流れておばあさんが桃のどんぶりを作るのも変だし、あれがオノマトペだとわかるまでかなり時間がかかりました」

    「日本語は覚えることが多すぎて大変だよ!」「覚え方をおしえてくれ!」との声も。

    アルトゥルさんの母国語はラトビア語。

    母国語にはない日本語をどうやって理解しているのか聞いたところ、

    「その景色を頭の中に思い出して、漫画みたいにして文字を入れます。文字に色をつけて、しっくりくるものを自分で探しています」

    と教えてくれました。

    「ピカピカ」は黄色、「ドロドロ」は赤、「じゃぶじゃぶ」は青をイメージしているんだとか…!!

    「オノマトペは『進撃の巨人』で学んじゃいけない」

    今回のアルトゥルさんの投稿に対しては、『ハイキュー!』や『ベルゼブブ』、『進撃の巨人』といった漫画の独特なオノマトペを画像で紹介するリプライも!

    その中で多かったのは、『進撃の巨人』でオノマトペを学んではいけないという声です。

    作者の諫山創さんは、面白いオノマトペを使うことで有名で、作中では「ふあ〜」とあくびをするシーンで「ふぁみちき」と表現されていることも!

    遊び心たっぷりで素敵です!...が、日本語を勉強するときには要注意!

    ちなみにアルトゥルさんが好きなオノマトペは「しんしん」なんだそう。

    「雪は雨よりも音がないので、ザァザァやポツポツもおかしい気がしたから“シンシン”は響きがとても綺麗と思いました」

    「日本語は主語がなくても話が分かることに驚いています」

    Aさん『今日の夜、何を食べたいですか?』

    Bさん『メロンパンが食べたいです』

    Aさん『あ、今日は予定があったので無理でした』

    Bさん『じゃあ、一人で食べます』

    こちらはアルトゥルさんが挙げてくれた日本語の会話例です。

    確かに主語がないけど誰に対して何を言っているのかちゃんと伝わります….!!

    よくよく考えてみると、主語がなくても理解できるって不思議ですね….。

    「日本語はわざと難しくしてる」

    日本語を面白いと感じる時についても聞いたところ、

    「日本語は“わざと難しくしてる”んじゃないかと思う時があります。以前投稿した花が枯れる様子も花の種類によって表現が違っています」

    「でも、それによって、言葉で景色を思い浮かべやすいということもあるから面白くて不思議で、楽しいです」

    アルトゥルさんが花が枯れる様子について以前投稿したのがこちら

    他の言語だと『花が枯れる』という表現はそんなに多くないと思うんだけど、日本語の『花が枯れるの表現多すぎ問題』に直面してラトビア人泣いてる。 桜⇒散る 梅⇒こぼれる 椿⇒落ちる 朝顔⇒しぼむ 菊⇒舞う 牡丹⇒崩れる ま…待ってくれ… 日本人のみんな… そなた達の語彙力は底なし沼か?

    Twitter: @ArturGalata

    《ま…待ってくれ… 日本人のみんな… そなた達の語彙力は底なし沼か?》

    「散る」「こぼれる」「落ちる」など、花が枯れることを示す日本語表現の多様さに対して驚きをあらわにした投稿は、2万5千回以上リツイートされ、11万を超える「いいね」を集めています。

    『日本人だからこそ気づけなかった身近な面白さ』をたくさん知ってもらいたい

    今回の反響に対してアルトゥルさんは、

    「私は日本人の方が好きで、日本の文化や日本語がとても好きです。日本の方に『日本人だからこそ気づけなかった身近な面白さ』をたくさん知ってもらいたいと思っています」

    「『日本の文化や日本語は面白く、美しいものだ』と感じていただきたいと思っていますので、オノマトペに関して日本の方に再度興味を持っていただけるきっかけになれていれば嬉しいと思います」

    今回わかったのは『日本の朝食を作るのは大変』だということでした。 朝からたくさんを作って、しかもお弁当も用意してくれる時がある。感謝の気持ち溢れて止まらない。 🎬【動画】和食朝ごはんを再現するために全身全霊を注ぐ外国人現れたから是非皆様見てください🙏 ▶https://t.co/fnhbXCDGHL

    Twitter: @ArturGalata

    アニメがきっかけで日本が好きになり、2017年に初めて来日したそうです。

    最初に日本語を勉強したのは今から10年前。その時は、難しすぎて勉強をやめてしまったといいます。でも、大きな転機がありました。

    「22歳のときに母国ラトビアで日本人の方に会って以来、ずっと日本語を勉強しています」

    現在はYouTubeチャンネル【アルトゥルShow Time】を開設し、和食を作ったり、日本の文化について話したりしているそう!

    これからも何気なく使っている日本語について考えさせてくれる素敵なツイートを楽しみにしています!

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