車の窓を開けると、あまりにも寒すぎて氷が張っていました。それを素手で割る動画が話題です。
北海道むかわ町にある法城寺の住職、舛田那由他さん(@mukawa00houjouj)がTwitterに動画を投稿したところ、2万回以上リツイートされ、8万を超える「いいね」が集まりました。
「かっけぇ」「珍しい」と大きな反響が寄せられています。
「え、車の窓割ってる!」と思いきや割ったのは「氷でできたガラス」❄️
長年北海道に住んでるけどこんなこと初めて!
「長年北海道に住んでるけどこんなこと初めて!」との言葉とともに投稿されたびっくり動画。
BuzzFeedは、この動画を投稿した舛田さんに話を聞きました。
舛田さんは、法城寺で住職を16年務めています。
珍事が起きたのは、むかわ町に来ていたキッチンカーに、ピザを注文して出来上がりを待っていた時のことでした。
注文を終え、窓を閉めていたわずか10分間。気づけば、この状態になっていたそうです。
動画の中でするバチバチという音は「あられ」で、車の窓ガラスだけでなく、ボディも一部凍ったといいます。
北海道の寒さ、恐るべし….!!

氷をどう対処するのかなと思っていたら、舛田さんは豪快なパンチで勢いよく「氷の窓」を破りました。
この対応に、リプライ欄では「かっけえ!」の声が。
他にも「思わず割りそうになるのを割らないで窓を閉め、カメラを準備して窓を開けた判断がすごい!」と舛田さんの冷静な対応に驚く声もありました。

「今あるものも当たり前ではない」
舛田さんは氷を目にした時、見たことがない状況だったので、すごくワクワクしたと振り返ります。
動画を撮影したのは、2018年の北海道胆振東部地震がきっかけだったと説明してくれました。
「地震で大きな被害を受けて以来、今あるものも当たり前ではないと感じ、色んな状況を撮影するようにしています」
舛田さんによると、千歳空港の近くにあるむかわ町は「過ごしやすい場所」だといいます。夏は涼しく、冬は道内ではかなり雪が少ないからだといいます。
「自然が多く、新規就農はもちろん、リモートで仕事をするにもとても良い場所だと思います」
