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死刑囚の最後の食事 写真家が再現したリアルな現実

102カ国は死刑を廃止している

これはダニエル・ルーカス死刑囚(享年37)の最後の食事。2016年4月27日、ジョージア州で注射によって死刑が執行された。

《メニュー》ピザ、牛肉とチーズのカルツォーネ、詰め物入りキノコ、ランチ・ドレッシングとハニーマスタード・ドレッシングのシェフサラダ、オレンジジュース。

撮ったのは、ニュージーランド出身の写真家ヘンリー・ハーグリーヴスさん。作品集「イヤー・オブ・キリング」で、2016年に死刑を執行された人たちが最後に口にした食事を再現した。死刑囚が食べたメニューは公文書になっていて、見ることができる。

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ハーグリーヴスさんは2011年にも「ノー・セカンズ(No Seconds)」という同じテーマの作品集を発表している。アメリカでは死刑囚が最後の食事メニューを選べる。Business Insiderによると、同年にテキサス州がこれを廃止するというニュースを見て、ハーグリーヴスさんは最後の食事に関心を持ったという。

当時、作品集の解説インタビューで、こう話している。「見る人に(死刑囚のことを)人間として考えてほしかったんです。匿名ではなく」

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1976年に死刑が復活したアメリカ。死刑情報センター(DPIC)によると、同年以降に1442人に刑が執行された。

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アメリカでは注射の失敗で死刑囚が苦しんだという報道がたびたびある。「州政府の死刑執行は問題が大きくなっています。効力ある注射薬剤がなく、人種的かつ社会的(偏見)や人間の判断の過ちがあるからです」とBuzzFeed Newsの取材に答えた。

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アムネスティ・インターナショナルによると、2015年に少なくとも25カ国で1634人に死刑が執行された。うち日本は3人だった。一方、102カ国が死刑を完全に廃止している。

ハーグリーヴスさんは先の作品集の解説インタビューでこう話している。「死刑に反対か、賛成か。見る人たち自身で考えを決めてほしい」

BF Japan Newsに連絡する メールアドレス:daichi.ito+bfjapannews@buzzfeed.com.

Laura Silver is a reporter for BuzzFeed News and is based in London.

Laura Silverに連絡する メールアドレス:laura.silver@buzzfeed.com.

バズフィード・ジャパン アダプテーション・リポーター

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この記事は、BuzzFeedコミュニティのメンバーにより作成されました。投稿の内容はBuzzFeed編集部による監修や承認を受けていません。コミュニティに関する情報を見る(英語)