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【全文】希望の党・小池百合子代表が第一声

衆議院議員選挙が10月10日、公示された。12日間の選挙戦の最初に各党の党首が語ったことを、全文そのまま掲載する。

【午前10時、東京都豊島区】希望の党・小池百合子代表

地元と国の連携を

池袋西口のみなさん、おはようございます。あー、また帰ってきました。私、希望の党代表、小池百合子でございます。ありがとうございます。みんな、懐かしいお顔、こちらから拝見させていただいております。

2005年のあの郵政選挙以来、この池袋では、豊島区では、練馬区では、私を地元選出議員としてお育ていただきました。可愛がっていただきました。

そして今、昨年の知事選で皆様方の大きなお力を得て、東京都知事としてこの地元の西口の再開発等々、国が連携をして地元の皆様方と進めていく、まさに知事としての仕事、地元の皆様方のご協力と国との連携があって初めて成り立つ、私はここ西口再開発を今後とも一つのモデルにしていきたいとこのように考えているところでございます。本当に地元の皆様、誠にありがとうございます、ありがとうございます。

今日も緑のものをお持ちいただきました。スリッパ、出しちゃって大丈夫ですか。はいてないんじゃないの?大丈夫?ありがとうございます。

初めての大型選挙

さあ、今日から始まりました第48回総選挙でございます。私が新しい党、希望の党の代表として初めて取り組む総選挙、大型選挙でございます。

そしてこの地、東京10区におきましては、私の後を受けて、地元の皆様方とともに、これまで様々な開発、いえ、この地元の皆様方の幸せ、希望、しっかりとその受け止め役を務めてくださってきたのが、若狭勝候補、候補者でございます。

今回、希望の党を立ち上げるにあたりまして、まさしく主任弁護士のように規約を作ったり党の会則を作ったりということで、本当ならばもっともっと選挙戦を自ら準備していかなければなりませんけども、ずっと今回の党の立ち上げでも、事務もやって法律のチェックもし、ということでお世話になってまいりました。

よって、今回の準備でございますけれど、若狭勝さんとしてまだまだ十分ではない。そういう中で今日から選挙戦がはじまった。ぜひ私からお願いしたいこと、それは10区の代表として若狭勝、若狭勝候補を、皆様方の一票一票の力でまた国会にお戻しいただいて、私東京都知事と、そして国政を預かる東京10区の代表として若狭勝さんを永田町にお戻しいただきたい。お願いできますでしょうか。ありがとうございます。

今日は地域の、経済界の代表の皆様方も、地域の代表の皆様方も、ズラッとお揃いになっていただいています。本当にありがとうございます。ありがとうございます。そして私のあの知事選を最初から応援してくださっている、いわゆる7人の侍のみなさんもここにズラッとお揃いいただいて、今回の選挙戦を最初から最後までサポートしていただくこととなっております。

さらには今回この選挙戦、全国規模でございますので、改めて私25年前、日本新党として出発をした時からの仲間でございます、樽床伸二さんが、今回、選対本部におきまして指揮をとっていただいている。大変心強いことでございます。

足りないものは将来への希望

希望の党、何を目指しているかというと、この日本、なんでもあります、なんでも売っています。この東口でも西口でも街角でも、モノはいっぱい溢れている。しかし一つ足りないモノがあると思います。それは将来への希望であります。

将来への希望があってこそ、今日より明日、明日より明後日のほうがみんなきっといいと、そんなふうに思えるそんな希望を提供することが政治であり、その希望を、夢を叶えるのが私たち政治の役割だと心得ておりますが皆さんいかがでしょうか。

様々な経済指標、いざなぎ越えなどと言われていますけれども、しかしながら皆さんにその好景気の実感というのはおありでしょうか。

元気に「ありません」と言われても、なかなか厳しいところでございますが、ましては皆さん、これから2025年、つまりオリンピックパラリンピックの5年後、ここでは団塊の世代の皆様がいよいよ、いよいよ後期高齢者入りをするという流れになっています。

あの阪神大震災にしても突然きました。東日本大震災の津波だって突然きました。でも、この超高齢化の波というのは目の前に見えているんです。くることがわかっているんです。だからこそ、これまでの延長線ではなく仕組みから変えていかなければ。

増税よりワイズスペンディング

8%の消費税を10%に上げる、その使い道を変えていくのに今回総選挙をしますと言っていたけど、そんなしょぼい話じゃこの日本、間に合わないんですよ。

だからこそまずは増税をする分、それをまずは延期をする、お金足りないじゃないのじゃあどうするの。1兆円足りない、だったら私が東京都知事になって、約7兆円の一般会計、この中から毎年ついていた予算、そのままの惰性で続いていた予算、これを句読点をうって一旦終わりにした数、その総額は7兆円のうちの720億円にのぼります。

ダラダラとこれまでの既得権益のような予算、削りました。7兆円のうちの720億、つまり1%、いま国家予算は約100兆円規模であります。そのうちの1%に終期、終わりを迎えて、もう一度本当にこの予算がいるのかいらないのか、これをワイズスペンディングに変えていきましょうと。そのことをやれば100兆円のうちの1%、つまり1兆円はすぐ出てくる、そのことを私は東京で立証済みだということでございます。ありがとうございます。

そして異次元の金融緩和、さらには財政出動、アベノミクスの2本の矢はどんどんやってきて、これだけやってきてその効果たるや1%、ちょいとGDPをあげたからと言って大きな顔をするなと私は申し上げたい。これだけのことをやってたったの1%上げでは十分ではありません。

100歳まで学べる社会に

ましては2025年以降のこの高齢化の中で、皆さん100歳まで生きちゃう、ありがたい話だけど、皆さん人生の計画どうしますか。仕事をやめたあとの人生の方が長い。その計画は皆さんできていますか?

私はね、ぜひこんなことを考えているんですよ。やりたいと思っているんですよ。

これまで高校大学で学んで、リタイアして、でもリタイアした後の時間のほうがよっぽど長いわけでよね。じゃあ何するんですか?

ありがとうございます、ラジオ体操いつも頑張ってやっていただいている、それも生きがいでありましょう。孫の面倒を見る、これも生きがいでしょう、次の世代を育てる。

でも私は、例えばこの立教大学がありますけど、そこで学び直しをしてもらうのはどうでしょうか。人生ずっと学ぶというほうがよほど生きがいになるのではないでしょうか。

私は今、東京の都知事でございます。昔、都立大学といった、その大学、首都大学東京といった、なんか舌噛みそうなそんな名前になっていますけど、今理事長に、ぜひ100歳まで学べる大学にしませんかということを申し上げている。

そして一人一人が学生になって、授業料を払っていただいて、まあ元気であるということとちょっとお金を持っているということが必要になりますけど、この方々にもう一度学んでいただいて、大学生になっていただいて、そしてシルバーパスを使うのも結構ですけども、学割で都のバスとかメトロとか営団地下鉄でサテライト大学に通ってもらう、そんな発想の転換をしましょうと私は申し上げています。みなさんいかがですか。

人生最後まで学ぶ、人生最後までこの社会の中で生きていく。そんな希望を私は提供したい。それが希望の党でございます。いかがでしょうか。

新しい党の新しい発想

これまでの政治ではそういう発想が出てこないんですよ。ただ年齢が上がっていく、年金はこれくらいかさみます、大変です。だからこれから消費税は何%に上げます。これは古い考えで、今の延長戦でしか考えないこれまでの政治。

昨日も夜まで9条はどうするんだ、そして今回の消費税の増税、これについて意見はどうか。各党で議論しましたよ党首討論。だけど、もう物事がガチっとはまった中での議論というのは、国民の皆さんからすれば、もういいよ、私たちの人生じゃあどうしてくれるんだい、どうやって北朝鮮がミサイルを今日にもぶっ放そうとしているときに実際にこの国を守ってくれるのかい、そういったごくごく当たり前のことにきちんと答えられる、そんな政党を皆さん欲しくないですか。

新しいから言えることがある、新しいからできることがある。私はこの希望の党、皆さんに希望を抱いていただけるように、これまでにない発想をどんどんとこの間も提供していきたい。そして皆さんがこの選挙中にも、ああ希望を持ててよかったと思えるような、そんな選挙戦にしていきたいと思っています。

安倍一強政治を終わらせる

最後に一番重要なところ、これは政治への信頼の取り戻しであります。

長々とあの国会で加計・森友疑惑というのをやっていた。うーんでもなんだかよくわからない、そしてその結果として8割近い人が、実際にこの問題がわかったと、いやいや不信を抱いているか、という設問には、8割ぐらいの人が「わかりません」と言っている。

こんな中で政治が信頼を確保できない中で、また新たな政策だ、そしてこれまでの延長線の政権が続く。私はぜひこの選挙戦、安倍一強政治を皆さんの1票で終わらせようではありませんか。安倍一強政治によって、お友達だ、忖度だ、そしてお友達なら何かいいことがある。そんな政治に対して信頼が持てますか皆さん。変えていこうではありませんか。これまでの発想とは違う、そんな私たち希望の党の公約、ぜひとも見てください。

働き方を変える

原発、2030年までゼロにする工程表をしっかり作っていきます。そして子どもたちがもっと希望あふれる、例えば、これからの日本のビル・ゲイツを育てるようなプログラミング教育をやっていきます。

これからの日本を真に世界の中での日本にできるようなそんな子どもたちの教育をやっていきます。そして経済格差が教育格差にならないように、必要なところにはお金をしっかりつぎ込み、さらにはまだまだ十分ではない成長戦略、ここにもっと火をつけて、今日本企業は財界を代表するような企業でさえ青息吐息。違うんですよ、もっとベンチャー精神が溢れる、それが実行できるような素地を作っていきます。

すでに東京都ではその種をまいています。やる気のある人、男性でも女性でもそういったベンチャーを進める人にはワンストップサービスを作っています。あちこちに書類を書き込んだりなんだかんだややこしい、このことを1カ所でできるようにします。

働き方、変えていきます。テレワークで7月24日から始めました。かなりいい滑り出しになっています。今都庁ではペーパーレス化を進めているところであります。つまり家で仕事ができる、ネットを使って仕事ができるような体制を作るようにペーパーレスが基本になります。そのことを行っています。

このテレワークが定着することによって、あの2020年の楽しいオリンピックパラリンピックの時の交通渋滞を緩和します。その間、皆さんお家で仕事してください。そしてまた子育ての方介護の方はこのテレワークだったら両方いっぺんにできます。働き方変えましょう。

満員電車ももっともっと時間をずらして、楽チンで仕事の効率をよくしたほうが、日本経済にとってもいいんです。そして一人一人の人生にとってもいいんです。そんなことを東京都と国とが連携していく。

そのためにこの若狭さん、ぜひ東京10区から改めて送っていただきたい。厳しい戦いであります。大変厳しい。

超大金持ちのSさんと中金持ちのSさんと、貧しい若狭さんの3人の戦いであります。貧しいけれど、こんなに素晴らしい人間性。そしてまた法曹界における実績、皆さんの法律相談いつでもお受けします。

どうぞ皆さん、今回の選挙戦、若狭勝さんをぜひこの東京10区で勝たせていただきたい。そして私の盟友であるからこそ、ぜひとも1票を投じていただきたい。若狭勝さん、最後までよろしくお願い申し上げ、希望の党への比例代表1票をよろしくお願いいたします。みなさんの希望を1票に託してください。ありがとうございました。ありがとうございました。


BuzzFeed Newsは、自民公明共産日本維新立憲民主社民日本のこころの各党党首による第一声全文を載せた記事を配信しています。

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