シャノン・バーバーは米バージニア州出身の19歳。現在、大学の夏休み中の彼は、学校に戻る前にできるだけバイトをして、お金を稼ごうとしている。
先週木曜日の夜。シャノンは突然、牛の販売についてのメッセージを受け取った。

送り主「50ドルでハイファーが買えるだなんて、驚きました。本当にこの値段でいいのですか?寝ているところを起こしていたらすみません」
シャノン「あなたは誰?」
送り主「私はアニタ。あなたはUVAで働いているのですか?」
シャノン「番号を間違えている気がするのですが」
送り主「コミュニティサイトのCraigslistにあなたの番号と一緒にハイファーの広告が出ていますよ」
シャノン「ハイファーってなんですか?広告を見せてもらえますか?」
「突然、若いメス牛について僕に質問をしてきた人がいたのです」と、シャノンはBuzzFeed Newsに話した。『何のことですか?』みたいな感じに答えました」
Craigslistとは、アメリカでポピュラーなコミュニティサイトのこと。ハイファーというものを売るための広告になぜがシャノンの電話番号が連絡先として載っていたようなのだ。
謎のやり取りの後、シャノンは深く考えずに眠りについた。しかし……翌朝、大量の電話とメールがきていた。
やはり、シャノンの電話番号は、なぜかCraigslistの牛の売買に関する広告 に掲載されていた。みんなが質問してきたハイファー=heiferとは、まだ子を産んでいない若い雌牛のこと。

シャノンに連絡をしてきた人たちは雌牛を買いたかったのだ。広告に出ていた雌牛の値段はたったの50ドル。シャノンは自分に起きた出来事を全てツイートすることにした。
Somebody on Craigslist has a cow for sale and accidentally typed my number as the contact number. This has been the… https://t.co/MUEN77cz92
「Craigslistで牛を売っている人がいて、なぜか僕の電話番号が連絡先として載っている。人生で最悪の朝でした」
金曜日の朝にシャノンがツイートした内容は、すぐに数千回リツイートされた。ネット民はやり取りされたメッセージに驚いた。シャノンに同情しつつ、大笑いした。
I rarely laugh out loud from things I see on Twitter. This was an exception https://t.co/p6WdkcD096
「Twitterを見て声を出して笑うことなんて滅多にないんだけど、これは例外だった」
シャノンがTwitterに貼ったメッセージのやり取りに注目する人たちも。特に「私は盲目で、友だちを欲しがっている黒いオス牛を飼っています」というメッセージから目が離せない人は多かった。
"I have a bull who is blind and needs a friend..." https://t.co/0EFA4lMtjq
「友達を欲しがっている盲目の牛って…」
シャノンは、今回の出来事は自分の友人やTwitterのフォロワーが仕掛けたイタズラかもしれないと話した。「牛1頭が50ドルなんて怪しいですよね」とシャノン。
現在シャノンは購入希望の人たちに、「もう牛を食べてしまった」とか、「安楽死させた」と言っている。
Jesus they didn't care
誰も牛の死を気にしていない様子だったのがちょっと恐ろしかった、とシャノン。
WHY DONT THEY CARE
200ドル払う、と言ってきた人もいたそう。「広告を見た畜産農家の人たちは、値段にハッとしたのでしょうね」とシャノンはBuzzFeed Newsに語った。
この記事は英語から翻訳・編集しました。