トイレで「大」をしたあとでお尻をきれいにするとき、トイレットペーパーを使う国と、必ず水を使う国とがあるのはなぜだろう。
気になった私は、この永遠の謎を解くべく調査した(読者も同じ気持ちだといいのだが)。
まず、トイレットペーパーが登場する前には何が使われていたのかを見てみよう。

古代ローマ人は、棒の先にスポンジを縛りつけた「ゴンフ・スティック」というものを共同で使っていた。
アメリカで梱包されたトイレットペーパーの販売が始まったのは、1857年以降のことだ。

トイレットペーパーが好まれてきたのは、気候的な理由もあるようだ。
Q&Aサイト「Quora」に載っているこちらの説明が、大変わかりやすくまとまっているのでご紹介しよう。

だが実は、気候というよりは歴史に関係していることなのかもしれない。
だが、ちょっと待ってほしい。トイレットペーパーの代わりに水を使う国は、何が何でも水がいいと思っている。
しかも、水を利用してお尻をきれいにする術はたくさんある。たとえば、昔ながらのロタ(南インドで使われる水差し)とか。

こちらは古き良きビデ。

お尻をきれいにする歴史の中でも、最近の最も先駆的イノベーションである、すばらしい「ビデ・シャワー」もある。

だが何より、トイレットペーパー派も水派も、最終的にはこう主張するのだろう。「ずっとこうやってお尻をきれいにしてきたんだから、放っておいてくれ」。
この記事は英語から翻訳されました。翻訳:浅野美抄子/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan