こちらはギャビー・アルファロと父のカルロス。米カリフォルニア州に住んでいる。

ギャビーはつい最近、教育学の修士号を取得。そして、地元の学区の教員として勤務することも決まった。教員になることは、ギャビーの長年の夢だった。

ギャビーは幼い頃、メキシコから家族と一緒にアメリカに移り住んだ。当時20代だった父・カルロスは、造園の仕事をしながら第二言語として英語を学んだ。

ノートには、夜間学校で英語を勉強していた時の父の思いが綴られていた。

子供達に何かを教えると、あまりにも吸収が早くてびっくりする。2歳の時から本を読み聞かせしてきた娘は、今は6歳だ。娘は本を読んだり、言葉を綴るのに長けている。幼稚園の先生に褒められる。
先生は、娘の読み書きレベルは小学校3年生レベルだという。娘は読書が大好きだ。なるべく多くの本を買ってあげ、時には一緒に図書館に行くこともある。娘は好きなだけ図書館で本を読み、20冊くらい借りて帰ることもある。
私が夜間学校で勉強をしようと思った理由の一つは娘だ。教育を受けることで、娘の宿題の手助けをしたいと思っている。そして、勉強をして努力を続ければ夢は叶えられるのだということを、親として伝えたいと思う。
ギャビーは父の古いノートのことを写真と一緒にTwitterに投稿した。「父のしてきた努力が私の修士号につながっていることを伝えたかったのです」
My dad took night classes to learn English and wrote this as an assignment. 17 years later, I got my Masters. I did… https://t.co/xoZ4yAdmcP
「父は夜間学校に通って英語を学び、この文章を宿題で書きました。17年後、私は修士号を取得しました。私やったよ、パパ。ありがとう」
カルロスのノートの文面を見た人たちは号泣し、ギャビーとカルロスの親子を絶賛。ギャビーのツイートは5万回以上リツイートされた。
@gabbypatty8 @imbeverlyluna
「あなたたち家族を大尊敬します。本当に素晴らしい」
@gabbypatty8 Mad respect to you and your family. You're beautiful people!
ツイートが拡散し始めると、母は父に「あなた、ネットで有名になってるよ」と連絡した。

子供の教育の重要性について父が綴ってから17年。教員としての第一歩を歩み出すことになった娘はこう語る。「ツイートが拡散して父は恥ずかしがっているかもしれない。けれど、きっと私のことを誇らしく思ってくれていると思う」

この記事は英語から翻訳・編集しました。