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ブラジャーについて知っておくべきクールな事実

アポロ11号の宇宙服をデザインしたのは、とある下着メーカーのブラジャー部門だった!

1. まだスポーツブラが存在しなかった1887年、ウィンブルドン選手権に出場する女子テニス選手たちは、クジラのひげや金属でできたコルセットを着用していた。

Bob Thomas / Popperfoto / Alice Mongkongllite / BuzzFeed

コルセットはとても窮屈だったため、試合が終わるころには血だらけになっていることも珍しくなかった。

現代のスポーツブラが発明されたのは1977年。ランニング愛好者のリサ・リンダル、ポリー・スミス姉妹が、男性用のサポーター(ジョックストラップ)を2つ縫い合わせてつくったものが起源だ。

2. 現代のブラジャーも起源はDIYだった。カレス・クロスビーという裕福な若い女性が、パーティーに行く前に、2枚のハンカチを縫い合わせてつくったのだ。

Hulton Archive / Getty Images / Alice Mongkongllite / BuzzFeed

当時19歳だったクロスビーは、繊細なドレスの下から、クジラのひげのコルセットが透けて見えることが我慢できなかった。

それで、シルクのハンカチ、リボン、ひも、針、糸をメイドに集めさせ、現代のブラジャーの原型をつくり出した。1914年に特許を取得すると、ファッション・フォーム・ブラジャーという会社を立ち上げた。

クロスビーは次のように振り返っている。「歴史において、ブラジャーが蒸気船のような地位を獲得するかどうかはわからないが、私はブラジャーを発明した」。

3. プレイテックスのブラジャー部門がアポロ11号の宇宙服をデザインした。

Bettmann / Bettmann Archive / Alice Mongkongllite / BuzzFeed

宇宙開発競争の真っ只中、NASAが宇宙服のデザインコンペを開催し、下着メーカーのプレイテックスもこのコンペに参加した。

NASAと契約する軍事技術会社はこぞって、頑丈で形のはっきりした宇宙服を提案したが、プレイテックスは「決定的な柔らかさ、世界最高レベルのステッチ、完璧なデザイン」を売り込んだ。

ブラジャーに使われているものとまったく同じ、極薄のファブリックを21枚重ね、ピンを使用せず、自社の裁縫師たちが仕上げたものだ。

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4. ブラジャーに留め具があるのはマーク・トウェインのおかげ

Vecchio / Stringer / Alice Mongkongllite / BuzzFeed

トウェインは1871年、「調節、取り外し可能な衣料用ストラップの改良技術」に関する特許を取得。次のように説明した。

「私の発明の本質は、ストラップを必要とするベスト、パンツなどの衣類に取り付ける調節、取り外し可能な伸縮性ストラップ。詳細は以下の通り」

しかし、留め具が流行したのは、現代のブラジャーが発明されてからだ。

5. ブラジャーの真ん中に小さなリボンがあしらわれているのは、16~17世紀に流行したストマッカー(胴衣:コルセットに付ける前あて)の名残。

Alexander Roslin / Wikimedia Commons / Alice Mongkongllite / BuzzFeed

『コルセットとコッドピース:ローマ時代から現代までの奇抜なファッション史』という本によれば、ストマッカーの取り外しを容易にするため、上部に小さなリボンがあしらわれるようになり、そのスタイルが一般化したようだ。

6. 1968年の「ミス・アメリカ」コンテストで抗議行動が起きたとき、フェミニストたちはブラジャーを燃やしていない。

Bettmann / Contributor / Alice Mongkongllite / BuzzFeed

過激なフェミニストのたとえとして「ブラジャーを燃やすフェミニスト」という表現があるが、実際のところ、フェミニストがブラジャーを燃やしたという事実はない。

1968年の「ミス・アメリカ」コンテストに抗議したフェミニストたちは、ブラジャーを(ハイヒールやガードルとともに)ごみ箱に投げ捨てた。記者のリンジー・バン・ゲルダーがこの事件を報じたとき、反戦抗議のため召集令状を燃やした男性たちのことを引き合いに出したため、この2つが混同されたと思われる。

7. 非常時にガスマスクの役割を果たすブラジャーがある。

Three Lions / Getty Images / Alice Mongkongllite / BuzzFeed

冷戦時代のおかしな装置のように聞こえるが、チェルノブイリ原子力発電所事故で被ばくした子供たちを治療したエレナ・バドナー医師による発明品だ。オンラインショップには次のような説明がある。

「エマージェンシー・ブラは、非常時に2つのガスマスクに変わる防護服です。自然災害や事故などにおいて専用の保護具がないとき、空気中の有害粒子を吸い込まないよう守ってくれます。胸をサポートするというブラジャーの役割もきちんと果たし、デザイン、色、サイズも選択できます。通常の着用方法はもちろん、ストラップレスとクロスストラップにも対応しています。授乳用のブラジャーとしても使用可能です」

価格は49.99ドル。2009年には、イグノーベル賞公衆衛生部門に輝いた。

この記事は英語から翻訳されました。翻訳:米井香織/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan