BuzzFeedの編集部のコンズです。私、シャンプーと化粧するのやめました。
今年の始め、夫の実家を訪れたとき、ずっと考えてたけどやったことないあることを始めようと決意しました。それは、シャンプー。夫の実家はメーン州にあり、寒い。泊まっていたホテルのバスルームも寒い、狭い。寒い中で髪の毛洗うのは嫌だ。よし、これを利用してチャレンジをスタートさせようと思ったのです。
夫に「今日、髪の毛洗うのやめとくわ」というと、「あ、そう」という気のない返事。今日「は」洗わないと思ったのでしょう。なので、「そうじゃなくて、今日からもう髪の毛洗うのやめるってこと。髪にも頭皮にもいいって読んだことあるから、やってみる」と宣言してNOシャンプーライフの始まりです。いろいろやり方はあると思いますが、私がチェレンジしたのはこんなやり方。まず、お風呂にはいらない、髪まったく洗わないというわけではありません。毎日シャワーは浴びるし、2日に1度は水で髪を洗います。シャンプーを使わないだけで、シャンプーしているみたいに水で洗い、仕上げに自然派プロダクトのコンディショナーを使って終了。目標は、頭皮が自然と油分を分泌し、髪の毛がより強く健康になること。
シャンプー断初日、正直なところ、髪の毛が気になってしょうがなかったです。夫の家族にはチャレンジのことを話し、ニットキャップをかぶって過ごしました。家族は誰も気にしていなかったけれど、私自身が気になった。自分が汚い気がするし、「きったね」って言われたらどうしようと、とにかく気になった。
10日間の冬休みをへて、オフィスに戻るころには、あまり気にならなくなっていました。むしろ、これいいわ!と思えるまでに。そこで、新年の目標として、さらに化粧もしないを追加。
もともと厚化粧するタイプではなく、日々使っていたメイクといえば、下地をちょっと、コンシーラー、黒のアイライナー、マスカラ、チークとリップ。ただ、シャンプーとは違い、NO化粧は一気に始めるのではなく、ちょっとずつやることに。まず、下地とコンシーラーをやめました。すると、すぐに「疲れてない?」「顔色悪くない?」と言われるように。私はこういう顔(化粧あり)が期待されていて、それ以外だとイマイチだと思われているというのがわかって、なんか興味深かったものです。どれだけ美を作り上げるのがうまいかによって、個人の美が判断されるというのは、いつ始まったことなのでしょかね。
次にやめたのは、リキッドタイプのアイライナー。もともと、アイライナーを引くのが苦手だったので、このおかげで朝の支度が劇的に短縮されました。結果、寝る時間、ニュースチェックする時間、犬と遊ぶ時間が増えて、嬉しいかぎり。
そんなこんなで、今では毎日使っているのは、日焼け止めいりの保湿液だけ。重要な会議がある日は、マスカラとリップをちょっと追加するくらいのものです。
チャレンジを始めたとき、この新しいライフスタイルをここまで気にいるとは思っていませんでした。髪の毛がぐちゃぐちゃだわ、化粧なしでシワが目立つだわで、2週目にはやめると思っていたほどです。が、自分の頑固さが優って、夫にも、友達にも、同僚にも、これが自分の新スタイルですと言えるまでになりました。むしろ、嫌なことがあっても、この新スタイルのおかげで耐えられた気すらします。これから、ずっとNOシャンプーNO化粧でやていくつもり。1つ気がかりなのは、1ヶ月後に結婚パーティーをするので、その時にスタイリストさんから髪の毛洗えって言われるかもしれないということ。洗うかな? 1度洗ったら、また元のスタイルに戻るかな。さて、どうでしょう。
今回、何より学んだことは、必死に隠そうとしてきた自分の欠点を好きになろうとしたということ。シワやシミがあってもいいし、夜中の2時まで飲めばそりゃ疲れて見える。30代中頃なら、それが当たり前で自然なこと。完璧ではない自分を見ることで、毎日をよりポジティブなことに集中できている気がします。これは、とってもいい気分。
NOシャンプーNOメイクの1ヶ月で学んだこと。
毎日のルーティンが減って、やりたいことをやる時間ができた。
人は見た目をあれこれ言うのが好きだとわかった。
「1ヶ月以上髪の毛洗ってない!」と言うと、人は微妙な顔をする。中には、ちょっと距離をとる人もいた。
- そんな人たちに、私の髪の毛の匂いを嗅いでもらうとみんなびっくり。臭くないのです!
誰もがこうなるとは言えないけれど、私個人でいうと、自分に対して自信がもてた。髪やメイクに時間を費やすのではなくて、自分自身の顔や不完全さを再認識することができた。結果、自分に対して、作られた感ではなく、より素の本物感をもつようになった。
食べたものが、髪や肌に直で影響。不規則な食生活になると、髪や肌がベタつく。
お金が節約できた!
この記事は英語から編集・翻訳しました。