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その人の物語を知れば憎しみはなくなる。裸の肖像に込められた思いとは

「ありのままの真実」

LGBTコミュニティの人たちのヌード写真を集めるプロジェクト #BareNakedTruth が注目を集めています。

「ありのままの真実」という名のこの取り組み。狙いはどこにあるのでしょうか。

プロジェクトを始めたのはオーストラリアのシドニーを拠点に活動するジョシュ・フィーニー。きっかけは、昨年、49人が命を落とした米のゲイクラブ銃乱射事件でした。

「事件が発生した時、ちょうど私自身もLGBTコミュニティの人たちが集まる場所にいました。ショックで、どうしたら良いかわからなくなりました」

LGBTコミュニティの人たちが憎しみと戦うなかで、ジョシュはある言葉に触発されました。

「その人の人生の物語を知っていれば、その人を憎むことはできない」

ジョシュはシドニーのLGBTコミュニティに呼びかけ、自分たちの物語をシェアして欲しいと呼びかけました。

最初に撮影した人の数は100人。その後、世界中で数多くの人たちが撮影に参加しました。

「素晴らしい体験をさせてもらっています」とジョシュ。

「個人のそれぞれの物語に、人々がどのように共鳴していくのか。そこが私にとっては重要なのです」

「様々な物語を共有してもらい、多くの人と共鳴するテーマは何なのか探求すること。それは、かけがえのない体験です」

#BareNakedTruthの写真がもっと見たい人はこちらをご覧ください!

この記事は英語から翻訳されました。

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BuzzFeed Japanは4月26日から5月9日まで、LGBTウィークとして、セクシュアル・マイノリティに関する記事を発信します。

セクシュアル・マイノリティがそばにいるのは、あたりまえ。2015年の調査(電通調べ)では、およそ7.6%の人がセクシュアル・マイノリティだとされています。職場、学校、家族。どこにいても、誰であっても、何の不自由もなく暮らせること。そんな時代に少しでも近づけるきっかけになることが私たちの願いです。

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