「メガネを外すと美人」の法則 1950年代ハリウッドにすでにあった

    「美しくなったローラは突然、眼鏡がなくてもよく目が見えようになる」

    普段パッとしないメガネの女の子が、メガネを外したら美人だった!そしてハッピーエンドへ……。こんなありがちなストーリー展開に遭遇し、「これ何?」と思ったことのある人は、少なくないのではないだろうか。

    Kosamtu / Getty Images

    アメリカに住むアンドリュー・ポルヴィツキーもこの法則を疑問に思っていた一人だ。アンドリューはある映画批評を読み、「メガネをとったら美人」のストーリー展開が、昔のハリウッド映画から脈々と続くものであることを知り、ツイートした。

    Twitter: @DoktorAndy

    「アイザック・アシモフの「パッとしない女の子がメガネを外すとかわいくなる」ことについての批評が最高だよ。1956年のものだけれど。

    この批評「The Cult of Ignorance」は、アシモフのエッセイ集「Is Anyone There?」に収録されている。

    アシモフは説明するために「ローラ・ラブリー」というキャラクターを設定し、こう書いている。「親切なローラの女友達が、ローラの眼鏡をはずす。すると美しくなったローラは突然、眼鏡がなくてもよく目が見えようになる。男性主人公はローラと情熱的な恋に落ち、完璧なまでに素晴らしいフィナーレを迎える」

    Provided by Dr Andrew Porwitzky

    アンドリューのツイートは、1万4000件以上のリツイート、1万8000件以上のいいね!を獲得した。恐らく、古いハリウッド映画のお決まりのパターンについての観察が、今でも的を得ていたからだろう。

    アンドリューは、このパターンは1954年の映画「三つ数えろ」にも見られたと話した。

    Warner Bros.
    Warner Bros.

    醜い眼鏡の女の子の例は、「バットマン・リターンズ」 (1992年) など、他にも多くある。例えば、以下のものがそうだ。

    Warner Bros.
    Warner Bros.

    「シーズ・オール・ザット」(1999年)

    Miramax Films
    Miramax Films

    「プリティ・リトル・ライアーズ」 (2010年 - 2017年) のモナ・ヴァンダーウォール。

    Warner Horizon Television / Alloy Entertainment / Long Lake Productions / Russian Hill Production
    Warner Horizon Television / Alloy Entertainment / Long Lake Productions / Russian Hill Production

    「プリティ・プリンセス」(2001年)

    Buena Vista Pictures

    「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」 (2002年)

    Gold Circle Films / HBO Films / MPH Entertainment / Playtone
    Gold Circle Films / HBO Films / MPH Entertainment / Playtone

    例はたくさんありますね。それにしても、どうしてこうなったんでしょうね¯\_(ツ)_/¯