1. 犬


1900年代初めのパグはちょっと鼻が長かったのです。パグやフレンチブルドッグなど似た犬種を交配し、鼻と足は短く、胴体がずんぐりとした体型になりました。このような体型変化の結果、多くのパグが呼吸困難を起こすようにもなったのです。他にも姿の変わった犬は多くいます。一覧はこちらから。
2. カメラ


画像の超巨大カメラは1900年、アメリカの商業写真家ジョージ・R・ローレンスが大型の列車を撮影するためにつくったもので、重量はなんと約635kg。その隣は極薄の曲がるシート状カメラで、コロンビア大学工学部が2016年に開発したもの。列車全体を写真に収めることもできます。
3. ポルノ


100年前の人々は堅苦しかった、というのはよくある勘違い。カメラの発明とほぼ時を同じくして、このようなおかしなヌード写真が、ポストカードとして販売される(もちろん秘密で)ようになったのです。中には本番行為を収めた写真もありました。間違えてSNSに投稿して母親に見られるのだけは避けたいですね。
4. 水着


何を隠そうこれは水着です。ビクトリア朝時代とエドワード朝時代の女性はキャップスリーブ付きの長く分厚いウール製の服、さらにブルマーやストッキングを身につけて水泳をしていました。隣の写真は2017年、ニューヨークのアンドリュー・シュナイダーがデザインしたソーラーパネル付きビキニです。これは日光浴をしながらiPhoneの充電ができるというすぐれもの。
6. 掃除機


左は1906年に発明されたシーメンスごみ取りポンプ。本体は台車に乗せられていて、メイドさんが押して部屋の中を移動させていました。なんと300kgも重量があり、1馬力のガソリンエンジンを搭載。音もうるさかったようです。右側は2017年のフィリップス製ロボット掃除機。自動で動くので、メイドさんを雇う必要もありません。
7. クルーズ船

8. バイク


左側の画像はバトラー・ガソリン・モーターサイクル(記録上初めてmotorcycleという語が使われた例)。1800年代後期にイギリスのメリーウェザー・ファイア・エンジン・カンパニーが製造したもので、ガソリンエンジンと3つのタイヤを備えています。当時の法定速度は都市部で時速約3.2km、田舎では時速約6.4kmでした。右側の画像はホンダが開発した自動運転バイク。未来に生きているって感じですね。
9. 飛行機


初期の飛行機開発は、一言で言えば「翼をたくさんつけて祈る」というものでした。左側の画像のフィリップス・マルチプレーンの飛行機もその一例です。初めて空を飛んだライト兄弟の飛行機にはたった2枚の翼しかありません。これが正解だったんですね。右の画像は音速以上での飛行が可能になった現代の飛行機。翼がたくさんあってもこれは無理でしょう。
10. 迷彩


第一次世界大戦時の迷彩はごく初期段階にあり、かなり素朴なものでした。左側の画像のような白と黒のストライプ模様の迷彩は「ダズル」迷彩と呼ばれ、姿を完全に隠すというよりは狙いを定めにくくするために作られました。私たちになじみのある現代の迷彩(カウンターシェイディング、右側)は、第二次世界大戦時にようやく現れました。
11. 電話塔


ケータイが普及する前のことを、覚えていますか? ストックホルムの電話塔からは5500本の電話線が多くの家庭やオフィスへと伸び、太陽の光を遮るほどでした。今のスリムな携帯の電波塔からは想像もつきませんね。
13. 腕時計


腕時計(画像の1900年代初めのトレンチウォッチなど)はもともと、第一次世界大戦の前線で戦う兵士達のために発明されました。割れるのを防ぐためにガラス部分の面積を最小限にし、文字盤の数字は周囲の金属部分に描いてあります。右側の「腕時計」はFlexEnable OLEDの水洗い可能なスマートデバイスで、2016年に開発されました。う~ん。
この記事は英語から翻訳・編集されました。