入学通知はちゃんと読みましょう。間違えて、1000キロ運転した青年の話

    たったひとつの誤解が、とんだ長旅へと。

    この写真の青年は、今年初めに高校を卒業した17歳のダニヤール・カーンくん。

    国立技術研究所(National Institute of Technology)に合格し、通知を受け取りました。そこに書かれたキャンパスの場所は”A. Pradesh"。

    カーン君と父親は、友人を乗せ、クルマでお別れ旅行がてら、キャンパスまで運転することに。

    マハーラーシュトラ州のアウランガーバードを出発し、キャンパスまで複数の州を横断して1000キロを往く長旅です。

    ようやく目的地についた…と思ったのですが…

    ここで州名を略記する際の注意点について説明しましょう。二つの州が同じ頭文字を共有していると、うまくいかないものなのです。例えば、たどり着いたその瞬間にいたアーンドラ・プラデーシュ州はここで…

    そこから2900キロ離れたところにあるNITの第二のキャンパス、つまりカーン君が入学するキャンパスは、アルナーチャル・プラデーシュ州にあります。2900キロ先って。

    「受付係に僕のキャンパスはアルナーチャル・プラデーシュ州であると知らされた時、僕と父親はお互いの顔をみつめ、笑いが止まりませんでした。父親は、気分よく調子を合わせてくれました」とカーン君はBuzzFeedに話します。

    「僕たちはマハーラーシュトラ州出身です。誰かが'AP'と言ったり、僕たちが 'A. Pradesh'と読むと、最初に思いこみで判断するのは常にアーンドラ・プラデーシュ州です。輪をかけて酷かったのは、ネットで'NIT-AP'を検索したところ、アーンドラ・プラデーシュ州のNITを紹介するサイトに行きついたのです」

    彼はこの話を Redditに投稿、ユーザーたちは慰めの言葉に加えて、いかに彼が大きな間違いをしたのかを表すためにこの便利なイラストをプレゼントしてくれた。

    「最初、父はアルナーチャル・プラデーシュ州への飛行機を調べていましたが、その計画はボツにし、約3時間後にこの状況全体に大笑いしながら自宅まで運転で帰りました」

    教訓―書類はしっかり読みましょう。

    この記事は英語から翻訳されました。