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最後の聖火ランナーになった「原爆の子」。あの日、広島に生まれた彼が背負ったもの

1964年の東京オリンピックで、聖火リレーの最終走者に選ばれた当時早稲田大生の坂井義則さん。1945年8月6日、広島に原爆が投下された直後、広島県内で生まれた彼は、いわば戦後復興と平和の「象徴」だった。その歴史を振り返る。

なぜ、東洋の魔女は「非国民」と呼ばれたのか。五輪をめぐる“誹謗中傷”が、彼女たちを追い込んだ

前回の東京オリンピックで伝説となった女子バレー日本代表「東洋の魔女」。菅首相もたびたび言及している彼女たちが、犠牲にしたものとはなんだったのか。大松博文監督や河西昌枝選手、さらに元メンバーや当時の新聞をもとに、振り返る。

「史上最高」と言われる体操金メダル候補が、東京五輪を棄権。決断を支持する声多数

東京五輪アメリカ体操代表のシモーン・バイルス選手が、27日に行われた体操女子団体総合決勝を途中棄権したのち、個人総合の辞退も発表しました。今年5月にテニスの大坂なおみ選手が全仏オープンを途中棄権したこともあり、スポーツ選手のメンタルヘルスを優先する姿勢が注目されています。

「感染爆発」の状況でも… 菅首相、金メダルツイートを連発中。コロナ発信はゼロ

東京五輪の開催期間中にもかかわらず、感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。特に首都圏の感染者の増加も著しく、やはり過去最多となった神奈川、埼玉、千葉には30日にも緊急事態宣言の発出が決定されると報じられている。

「ブルーインパルス、素晴らしい!」自民・片山さつき議員、なぜか映画『3丁目の夕日』の画像をシェアしツッコミ殺到

片山議員がアップしたのは東京五輪の開会式当日のものではなく、1964年のオリンピックに向かう東京の下町をノスタルジックに描いた「映画ALWAYS 三丁目の夕日'64」の1シーン。しかし、画像が映画の引用であることは一切明示していない。

「オリンピックの陰で泣く人もいる」2度の五輪のため、2度立ち退きを強いられた男性。その願いとは

東京五輪のメインスタジアム・国立競技場のある、東京都新宿区霞ヶ丘町。戦前からこの町に生まれ育ちながら、1964年の五輪でも、そして今回の五輪でも、競技場建設のために立ち退きを強いられた元住民の男性に、思いを聞きました。

五輪開催で住まいを失った人々が、ホテルを追い出される? “路上生活者排除”も… 支援団体が危惧する「最悪の事態」

五輪開催の影響が生活困窮者支援の現場にも出ている。観客を入れて開催する場合の需要増加に備え、ビジネスホテルの部屋を確保することが困難になっていると支援団体は警鐘を鳴らす。

7月は「3連休のはずが平日」に要注意! あなたのカレンダー、間違ってるかも…

1年延期で開催される予定の東京五輪に合わせ、「海の日」と「スポーツの日」(元・体育の日)、そして「山の日」が移動することが決まっています。実は印刷された多くのカレンダーや手帳には、この祝日が反映されていません。

「歴史の審判に耐えられるようにすべきだ」五輪のリスク評価発表へ、専門家は模索を続けた… メンバーが明かす舞台裏。

なぜ、政府の新型コロナ分科会としてではなく有志での発表となったのか。提言発表に向けて、何が起きていたのか。有志の独自提言発表をサポートした東京大学医科学研究所教授の武藤香織さんに聞く。

「五輪とは関係ないですね?」専門家が政府に念押し。イベントの観客上限めぐる議論、尾身会長が語ったこと

分科会の尾身茂会長は会見で、今回了承したイベント開催制限等のあり方は五輪とは関係のないものであることを強調する。「五輪の議論をしているわけではないですよ、としっかり申し上げた」と語る理由とは。

菅首相、党首討論で1964年の東京五輪の思い出話をはじめる。「なぜ五輪を開催?」という質問には回答せず

「例えば、東洋の魔女と言われたバレーの選手。回転レシーブというのもありました」「何よりも私自身、記憶に残っていますのはオランダのヘーシンク選手」感染対策の説明後、始まったのは「思い出話」だ。

【更新】バッハ会長を「はらぺこあおむし」に… 毎日新聞の風刺画を出版社が批判「センスのなさを露呈」

問題になっているのは、6月5日付毎日新聞朝刊の「経世済民術」というコーナーに掲載された「はらぺこIOC」という風刺画。IOCのバッハ会長ら3人のメンバーが「あおむし」となって「放映権」と書かれた「ゴリンの実」を食べている様子を描いている。

コロナ禍で五輪は本当に開催できるの? 専門家の指摘する「コントロールしにくいリスク」とは

感染対策を講じた上で大会を開催するということは現実的に可能なのか。「東京オリンピック・パラリンピック競技大会における新型コロナウイルス感染症対策調整会議」に感染症の専門家として参加する、齋藤智也さんに話を聞く。

「特集:汚れたオリンピック」米誌TIMEの偽表紙が拡散。買収疑惑で話題に

拡散しているのは、東京オリンピック招致をめぐる買収疑惑が大きく報じられていた2016年5月のもの。世論では開催の中止や延期を求める声が高まっており、風刺の「コラ画像」が再拡散される要因になっているとみられる。

近づく「五輪中止」のタイムリミット。医療・経済の専門家からも慎重論、スポンサーも社説で訴え

コロナの感染が収まらないなか、世論調査では「中止・再延期」が過半数となっている東京五輪。反対署名には数十万人が賛同し、選手たちも翻弄されている。海外メディアだけではなく、社説で中止を訴える国内メディアも現れている。

五輪中止の判断は?10万円は?ワクチンは? 緊急事態宣言、菅首相が会見で語ったこと

酒類を提供する飲食店、百貨店や映画館、テーマパーク、劇場、カラオケなどの商業施設や遊興施設の休業要請など、前回の宣言に比べ、極めて厳しい内容のものとなる。支援策については「新たな一時金」の給付についても触れた。

聖火リレー「一般人の撮影動画、SNSアップ禁止」と拡散したのは去年の記事、いまは問題なし。ただし会場は…

拡散した記事は1年前のもの。現在は個人がSNSに動画をアップすることに問題はない。ただし、大会会場に関しては一般人の撮影動画はSNSを含むネット上へのアップが禁止されている。

【全文】「私自身はこの体型で幸せです」渡辺直美さんがコメント。自らをブタに例えた“オリンピッグ”演出案をめぐり

東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の演出を統括するクリエイティブ・ディレクターの佐々木宏氏が、豚の格好をした渡辺直美さんを「オリンピッグ」として登場させる侮辱的な演出案を出していた問題。渡辺さんがコメントを発表しました。

「もし、東京五輪が中止になったら…」研究者が“警戒”すること

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い今国会で改正された特措法と感染症法。都道府県知事の営業時間の短縮の命令に従わない事業者や、入院拒否や逃亡をした患者、保健所の調査を拒否した人には行政罰としての「過料」が科されることになった。近現代史学者は「自由や権利を自ら差し出してしまった」と内なる戦前に警鐘を鳴らす

菅首相「国益に芳しくない発言」森会長に見解→進退は明言せず。「逃げないで」と批判も

立憲民主党・早稲田夕季議員への答弁。森会長の発言に対しては、国際的にも反発が広がっているとして、「日本の国益にかなうか、かなわないか」と質問した。これに対し、菅首相は「あってはならないもの」との従来のコメントを繰り返したが、再び問われたのちに「国益にとっては芳しいものではない、そう思います」と答弁した。

【更新】「#森喜朗氏は引退してください」と求める声高まる。政界や海外からも批判殺到

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と女性蔑視の発言。「#森喜朗氏は引退してください」と辞任を求める声が高まっています。

「韓国が小池知事に謝罪と賠償を要求」は誤り。関東大震災の朝鮮人虐殺めぐり、まとめサイトが拡散

韓国側の大学教授らが求めている内容は、都内で毎年9月1日に開かれている虐殺の追悼式典に「小池知事に追悼文を送ってもらうこと」であり、謝罪と賠償ではない。追悼文をめぐっては、小池知事が就任翌年の2017年から、歴代の知事が送ってきた送付を止めたという経緯もあることに留意が必要だ。

関東大震災の朝鮮人虐殺、追悼の場で起きたこと。歴史修正、そしてヘイトをめぐって

追悼式典は、都立横網町公園に立つ朝鮮人犠牲者追悼碑前で1974年から毎年、震災のあった9月1日に開かれている。式をめぐっては、2017年から保守系団体「そよ風」などが真横で同時刻に「真実の関東震災追悼祭」を開催。朝鮮人虐殺を否定するような主張をしており、昨年の集会における参加者の発言は東京都に「ヘイトスピーチ」と認定されていた。

関東大震災の朝鮮人虐殺、否定集会で「ヘイトスピーチ」 東京都が認定、公表

都立横網町公園に建立された朝鮮人犠牲者追悼碑前で毎年、震災のあった9月1日に開かれていた追悼式典。保守系団体が虐殺を否定する集会を間近で同時刻に開催するようになり、都側が双方に「誓約書」を求めるなど混乱が広がっていた。

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