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大切なペットの「死」。どう受け止めていくか、考えるきっかけとなる漫画があります。

ペットとの限られた時間を大切にしたいと思える漫画です。

子どもが初めて「死」に触れた時の出来事を描いた漫画が話題です。

SNS上で漫画を発表している、みこまるさん(@micomalu)がTwitterに作品を投稿したところ、「愛犬を見送った時を思い出しました」などの反響が寄せられました。

その作品がこちらです。

みこまるさんのお子さんが生まれる前から飼っていたというペットのミニチュアダックスフンド、ノアとの別れを描いた漫画です。

子どもたちにとっては、これが初めて「死」に触れた瞬間でした。どのようにペットの死を受け入れていったのでしょうか。

BuzzFeedは投稿者のみこまるさんに話を聞きました。

漫画で描かれているように、娘さんは当初、ノアの死を理解することができていませんでした。


「炉の扉がしまるまでは寝ていると思っていたと思います。骨壺に入って置かれているところや、もうケージの中にいない日が続いているなど、時間とともに理解していったのかなと。亡くなってから数日して友達のお母さんに『ノアが死んじゃったんだよ』と自分で伝えていたので、割と早くに受け入れていたのかなと思います」


お子さんたち以上にノアと過ごした時間が長かった、みこまるさんご夫婦。お二人はどのようにノアの死と向き合ったのでしょうか。


ノアが亡くなる数日前までは、みこまるさんは後悔の気持ちでいっぱいだったそうです。

「段々弱っていくノアに『もっと可愛がってあげれば良かった』と後悔ばかりしていました。もっと出来ることがあったのでは、もっと、もっと…と出来なかったことへの悔いが募りました」


ところが、その気持ちは徐々に変わっていったと言います。

「亡くなる2日前からはかける言葉を『今までありがとう』に変えました。ごめんねと言われて旅立つよりそちらの方がいいかなということからでした。今思えばその頃から死を受け入れていたのかもしれません」

今、ペットを飼っている方へ

ノアはみこまるさん一家に「家族の一員としての安心感」を与えてくれたと言います。

いることが当たり前の存在だったノアを失った今、みこまるさんはこの漫画を通して、ペットを飼っている人へこのようなメッセージを伝えたいそうです。


「今ペットを飼っている方へ。いつか自分より先に逝ってしまう家族を、どうか大事に、より可愛がってあげてほしいと思います」