「今日もオチはありません」デーブ・スペクターさんのまじめ投稿にポジティブな声相次ぐ
オチはなくても話題沸騰です。
3月11日、東日本大震災から10年が経ちました。
そんな節目の日にTwitterに投稿されたデーブ・スペクターさん(@dave_spector)のつぶやきが大きな話題となっています。
8000以上のリツイート、8万件以上の「いいね」が集まり、ポジティブなコメントが殺到しています。
デーブさんの投稿がこちら
東日本大震災からちょうど10年を迎えました。僕はこれからもずっと、日本の皆さんと一緒にいます。あまり面白いことが言えないから笑わせることはなかなか出来ないけど、辛い時、苦しい時は、僕を笑い者にしてください。今日もオチはありません。
1つのツイートが多くの人の胸を打ちました。リプライ欄にはこんな声が寄せれています。
@dave_spector デーブさん、おはようございます🌸🌿 オチは付かなくても落ち着く事が出来るツイートありがとうございます。 これからも共に前を向いて暮らして生きましょうね🍀🍀🍀
「オチは付かなくても落ち着くことが出来るツイート」との上手い返し。
確かに「これからもずっと、日本の皆さんと一緒にいます」と言われたら安心しますよね。
@dave_spector 私がTwitterを始めたきっかけはデーブさんでした。あの震災の時にも変わらずダジャレを連発していると聞いたからです。ありがとう
震災当時は、多くの人が笑う余裕なんてなかったと思います。
そんな時、デーブさんのダジャレに励まされた人もいたようです。
@dave_spector 当時、海外メディア向けに情報発信し続けてくれてありがとうございます。
震災当時のデーブさんの行動を、改めて感謝する声もありました。
そこで震災当時にあったデーブさんのツイートを紹介します。
僕はこれからも日本にいて、日本のことを世界にずっと伝えたいと思っています。ただ僕の英語力ではうまいギャグがまだ言えませんm(__)m
いま、日本にいる外国人に関東からの退避勧告が出ています。ボクは埼玉県出身の噂もあるので、東京にいながら世界中にメッセージを伝えます。
ユーモアを持たせながら、「東京にいながら世界にメッセージを伝える」とツイートしたデーブさん。
日本に、そして東京に居続けるという強い思いがあったようです。
「ボクの夢は、みんなが笑顔の日本に戻ること」
こういう大変な時こそ、みんなで夢を語り合いましょう。夢を持つことにはコストも燃料も一切いらないから。ボクの夢は、みんなが笑顔の日本に戻ることです。
2011年3月15日には「夢を語り合いましょう」とツイートしました。
先行きが見えず不安が広がっているとき、こんな前向きなツイートをしていたのです。
改めて、今回あったデーブさんのツイートを読み返してみます。
東日本大震災からちょうど10年を迎えました。僕はこれからもずっと、日本の皆さんと一緒にいます。あまり面白いことが言えないから笑わせることはなかなか出来ないけど、辛い時、苦しい時は、僕を笑い者にしてください。今日もオチはありません。
「これからもずっと、日本の皆さんと一緒にいます」とデーブさんの軸のブレなさがとても伝わります。
「僕を笑い者にしてください」
その言葉に込められた真意は、10年前にツイートした「みんなが笑顔の日本に戻ること」との夢を叶えたいと今でも思っているからかもしれませんね。
<サムネイル:時事通信>