• lgbtjapan badge

“自分らしさ”って何だっけ? 絵本が教えてくれるLGBTのこと、自分のこと

LGBT、セクシュアルマイノリティ、そしてジェンダーフリーについて描かれた絵本をご紹介。小さなお子さんから大人までが楽しめる作品を厳選しました。

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がBuzzFeedに還元されることがあります。

黒が好きで、ピンクが嫌い。人形遊びにはうんざり。でもわたしは女の子!

Amazon

主人公の女の子は黒が好き。ピンクやお人形遊びにはうんざりで、「目がげっぷしちゃう」ほど。

そんな女の子に、ママは「男の子 顔まけ」と言いますが、彼女はその表現がイヤだと主張します。

彼女は「じぶんは女の子だ」と自覚しているし、黒が好きな自分に自信をもっているのです。

好きなものは誰にも否定されるべきではないし、イヤなことには「ノー」と言っていいのだと、強さをもらえます。

『ピンクがすきってきめないで』ナタリー・オンス 著/イリヤ・グリーン 絵/ときありえ 訳

男の子か女の子かは関係ない。大切なのは「きみが ぼくの ともだちってこと」

Amazon

主人公は男の子のエロール。くまのトーマスと大の仲良しです。いつも2人で楽しく遊んでいるのですが、ある日トーマスがこんな話をします。

こころの なかでは いつも わかっていたの
じぶんは おとこのこじゃなくて おんなのこの くまだって

エロールに嫌われるのではないかと不安げに告白するトーマス。さらにこう続けます。

なまえも トーマスじゃなくて ティリーが いいって おもってた

笑顔で聞き入れたエロールは、「だいじなのは きみが ぼくの ともだちってことさ」と返します。

そしてエロールとティリーは、これまでもそうしていたように、また仲良く遊び始めます。

絵本の筆者、ジェシカ・ウォルトンはバイセクシュアルの女性。夫は男性として生まれ、現在は女性として生活するトランスジェンダーです。

彼らの息子に「家族の多様なあり方を伝えたい」と自らこの絵本を製作。愛にあふれる一冊です。

『くまのトーマスはおんなのこ』ジェシカ・ウォルトン 著/ドゥーガル・マクファーソン 絵/かわむらあさこ 訳

ペンギンのロイとシロは、オス同士のカップル。彼らの驚きの実話が絵本に

Amazon

ニューヨークのセントラルパークにある動物園で起きた実話をもとに作られました。

動物園にいるロイとシロは、どちらもオスのペンギン。2羽はいつも一緒に過ごし、メスペンギンにはまったく興味を示しません。

「この子たちは、きっと愛し合っているんだ」

そう考えた飼育員は、他のペンギンカップルが育てきれなかった卵を、ロイとシロの巣にそっと置いてみました。すると彼らは……?

家族になることに性別は関係ない。そんなことがわかる驚きと感動のノンフィクションです。

『タンタンタンゴはパパふたり』ジャスティン・リチャードソン, ピーター・パーネル 著/ヘンリー・コール 絵/尾辻かな子, 前田和男 訳

いろんな家族がある。人数も、住む家も、休みの過ごし方も、気持ちも、全部ちがう

Amazon

多様な家族のあり方について教えてくれる絵本。セクシュアルマイノリティについても触れられています。

おとうさん だけの いえ、おかあさん だけの いえも ある
おかあさんが ふたりの いえ、おとうさんが ふたりの いえも ある

家族構成だけでなく、住む家、休日の過ごし方、お祝いごと、それぞれの趣味など、あらゆることに多様性があることがわかります。

どんな家族のあり方も「良いよね」と自然と肯定できるのが、この絵本のすごいところ。

Amazon

女の子が飛行機のおもちゃで遊んだり、テディベアが大好きな男の子が登場したり。

すみずみまでジェンダーフリーが徹底されているのも特徴です。

『いろいろ いろんな かぞくの ほん』メアリ・ホフマン 著/ロス・アスクィス 絵/杉本詠美 訳

王さまの結婚相手は……王さま!? 個性あふれるキャラにほっこり

Amazon

ある国の王子さまは、結婚相手を探すため、世界中からお姫さまを呼び寄せました。しかし、一向にしっくりくる人に出会えません。

しかし、最後に現れた人に一目惚れ! その相手は、なんと王子さまだったのです。

王子さまはもちろん、世界中のお姫さまたちも個性豊かで思わず笑顔になる絵本です。ダイナミックで色彩豊かなイラストにも注目。

『王さまと王さま』リンダ・ハーン, スターン・ナイランド 著/アンドレア・ゲルマー, 眞野豊 訳

赤いラベルに包まれたその子は、真っ青のクレヨンだった

Amazon

赤いラベルのクレヨンなのに、赤い色を描けない……そんなこと悩むクレヨン「レッド」の物語です。

まわりも「レッドは赤い色を描けるはずだ」と期待し、「もっと練習すれば」「もっと削ってみれば」「もっとこうすれば」とアドバイスを浴びせます。

しかしあるとき、ふと気がつきます。レッドは海を描くのが上手だったのです。レッドはじつは、真っ青のクレヨンだったのです。

私たちも「男」や「女」というラベルにとらわれていないだろうか、本当の自分ってなんだっけ……と考えるきっかけになるはずです。

『レッド あかくてあおいクレヨンのはなし』マイケル・ホール 著/上田勢子 訳

「こんなのへん」って誰が決めたの? 自分らしさについてとことん追求してみよう

Amazon

社会で刷り込まれがちな「男らしさ」「女らしさ」という価値観を見直していくお話です。

例えば服装。男の子はズボンで女の子はスカート、と決められる場面が多くあります。でも世界にはスカートを履く男性だってたくさんいるのです。

じゃあなぜ日本ではそう決まってるの? 誰が決めたの? と問いかけます。

この絵本にはセクシュアルマイノリティに関する記載はありません。しかし、誰もがとらわれず、決めつけられず、自分らしく生きることの大切さを実感できる一冊です。

『こんなのへんかな?』村瀬幸浩 著/高橋由為子 絵

※BuzzFeedがオススメする商品です。リンク先でお買い物をすると、売上の一部がBuzzFeedに還元されることがあります。

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

BuzzFeed Japanは東京レインボープライドの公式メディアパートナーとして、2019年4月22日から、セクシュアルマイノリティに焦点をあてたコンテンツを集中的に発信する特集「レインボー・ウィーク」を実施します。

記事や動画コンテンツのほか、オリジナル番組「もくもくニュース」は「もっと日本をカラフルに」をテーマに4月25日(木)午後8時からTwitter上で配信します(配信後はこちらからご視聴いただけます)。また、性のあり方や多様性を取り上げるメディア「Palette」とコラボし、漫画コンテンツも配信します。

4月28日(日)、29日(月・祝)に開催されるプライドフェスティバルでは、プライドパレードのライブ中継なども実施します。

BuzzFeed