• electionjp badge

【若者よ聞いて】投票したら、カフェで特典がもらえるよ! その参加方法を紹介します

せっかく選挙に行くなら、楽しみたい。そして、みんなで盛り上げていきたい!

カフェ好きにはたまらない!?

10月31日に投開票日を迎える衆院選で投票すると、素敵な特典がもらえるので、是非紹介させてください!

環境問題に取り組むボランティア団体「Bring me Shonan」では、若い世代の投票率を楽しく嬉しく上げていこうというプロジェクト「TOHYO2021」を実施しています。

企画に参加すると、投票に行った帰りに、カフェでドリンクや焼き菓子がもらえるんです👏 これは嬉しい!

さらに詳しい内容を見ていきましょう👀

「1 TOHYO, 1 DRINK! 」

まずは、投票! その際、投票所で写真を撮って「投票へ行ったよ!」とSNSに投稿するか、プロジェクトに参加している共同運営店舗へ投票証明書を持参すれば、特典を受け取ることができます。

もらえる特典は、ドリンクから焼き菓子、ジェラートなど、お店ごとさまざま。何がもらえるのかな〜とワクワクしちゃいます☕️💓

参加店舗は、プロジェクトのInstagramで都道府県ごとに紹介されており、お近くのお店を探すことができます😄

店舗からサービスを受けた後も、ハッシュタグ「#tohyo2021」をつけて必ずSNSにポストして、さらに拡散! みんなで選挙を盛り上げていきましょう🙌

期日前投票した人も対象で、10月31日の投開票日まで参加することができます。

選挙に参加するなら、楽しくやりたい! そんな願いを叶えてくれるプロジェクトです。

BuzzFeedは、「TOHYO2021」を企画した「Bring me Shonan」の代表である望月さんにお話を聞きました。

ーーこのプロジェクトを始めたきっかけはなんですか?

「今まで環境問題やゴミ問題などを中心に活動してきましたが、それらも生活の延長線上にあるものでした」

「そして、生活と政治は見えづらいですがつながっているものです。僕らが解決したい問題に取り組むためにも、選挙というのはとても重要なものだと考えています」

「特に気候変動の問題はここ10年が重要なので、今回選ばれる衆議院議員の任期であるこれからの4年間は、特に重要だと考えています。だからこそ、なにか自分たちにできることをしようと動き始めました」

コーヒーと投票、この組み合わせの理由は何でしょうか?

「もちろんコーヒーが好きということが一番大きいのですが、コーヒーはアフリカなどの生産国において、民族紛争後の発展手段や種族間の橋渡し的な役割を担ったと言われています」

「ただの農作物としてではなく、平和をつくるための側面があるコーヒーは、僕らの住む『コーヒー消費国』にも良いインパクトを与えられる力があると信じているからです」

ーーすでに全国の70店舗以上のカフェが、この企画に参加しています。それぞれどんな思いがあって、この活動に協力しているのでしょうか?

「コーヒー屋というのは地域に根差したローカルサービスだと思っています」

「(そんなサービスだからこそ、)求められているもの、解決したい課題等は違うと思います。ただ、問題は決して単独であることはほとんどなく、何かしらの関係性のなかで生まれていく」

「日々きっとそういう課題にみんな直面していて、それにアプローチする1つの手段として、今回の『TOHYO2021』にご協力してくださってるのかなと感じています」

ーーこれらのカフェに共通している特徴などはありますか?

「全てのお店ではないですが、ダイレクトトレードやサスティナビリティ、エシカルなどに気をかけているところが多いですね。あとはみんな想いが熱いです!」

若者の投票率を向上させたいという、その思いの背景とは?

「これは僕個人の想いですが、やっぱり数って力になると思うんです。投票ってそれが一番現れる」

「(2017年の衆議院議員選挙における投票率は)20代だと34%、30代でも45%です。意見の数が少ないとどうしても声が無視されがちになってしまいます」

「ただ、僕が解決したい問題は、主に未来の問題で、その未来では今の若い世代が中心になっています」

「だからこそ、未来を選択できる今のうちに少しでも関心をもってもらい、みんなが誰かのせいにせず、楽しい幸せな世界を作っていけたらなと」

「あとは、ただ単に上の世代をぎゃふんと言わせたいという思いもあります(笑)」

そんな望月さんの、20代の頃の投票エピソードを聞きました。

20代の頃は、沖縄の西表島で過ごしていたという望月さん。

「人口2300人程度で、投票へ行かないとバレてしまう(笑)。そんなこともあり、とても投票率が高かったです。でもその分、政治と生活のつながりが見えやすく、投票した結果が生活の場に反映されるのも早かったのが、印象的でした」

「あとは沖縄の場合、米軍の問題、自衛隊との問題、自然と経済の問題など、考えなければいけない問題が多く、政治に関して興味を持っている人も多かったと思います」

日常生活で政治を強く意識する、そんな環境にいたんですね。

「熱い想い」を持っている人なら、誰でもこのキャンペーンに協力できるんです。

キャンペーンと同じ期間で、クラウドファンディングで支援を募っています。

「リスクを背負いながら頑張ってくれる協力店の負担軽減のためにクラウドファンディングを始めました」

「コーヒー1杯にもやはりお金はかかります。より大きなムーブメントになるにはお金が必要なことも事実」

「ぜひ1杯、若者に奢るような気持ちで支援してくれると嬉しいです。ここも数は力ですね」

最後に望月さんから、若者に向けてメッセージをいただきました。

「政治に興味がなくてもいい。でも社会の仕組みをつくってきた大人にいいように使われるのは癪だから、誰に投票してもいいから投票率を上げてあっと言わせよう!」

さぁ、投票に行こう!#tohyo2021

望月光さん

神奈川県藤沢市出身。2011年沖縄の西表島へ移住。アウトドアガイド、水牛ガイド、レストランオーナーなどとして6年暮らす。

2017年Verve Coffee Roasters鎌倉店副店長/全店舗トレーナーを経て、2020年Verve Coffee Roasters Japanのヘッドロースターに就任。 湘南のコーヒー屋のつながりを作るイベント「Coffee meets」主催をきっかけに、2019年Bring me Shonanを立ち上げ代表に。

現在は VerveCoffeeRoastersを離職し、フリーでカフェの立ち上げやトレーニング、豆の卸などを行う。

コーヒーカクテルイベント「Seed to Bar」の企画運営、2019年「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ(JBC)」セミファイナルジャッジも務める。

Bring me Shonan

湘南のコーヒー屋で働くバリスタが立ち上げたボランティア団体。「カフェで出る使い捨てカップごみを減らしたい!」という想いから生まれました。

カフェで出る使い捨てカップごみを減らすべく、湘南エリアで一緒に活動してくれる賛同店舗やSNSを通じて、利用者にマイボトルの持参を呼びかけています。

私たちの思いに賛同してくれた店舗は湘南・鎌倉だけでなく、山梨や長野、愛知、長崎、鹿児島、沖縄など全国に広がり、ごみ削減に貢献。

鎌倉で定期的にプラスチックごみ問題やエシカル消費、サスティナビリティなどさまざまなテーマの勉強会を開催。コーヒーイベントへの出店、鎌倉市内に給水スポットを増やすなど、地域の方々とのつながりを築き、活動の幅を広げています。