角度変えて見るだけでワールドカップがさらに面白くなる件

    4年に1度のFIFA W杯。決勝が7月16日に迫ってきた。ここで、これまでの名シーンをちょっと違った角度から振り返る。

    スポーツフォトグラファーはいつもサッカーファンにとっては羨ましい視点で試合を見守る。特にチケットの手に入りにくいW杯の試合であればなおさらだ。通常、彼らはサイドライン際からカメラを選手たちへと向ける。

    試合をどの角度から観るのか。様々な角度を試しながら、最も良い場所を探るフォトグラファーたち。今大会でゲッティーのカメラマンたちはスタジアムの屋根から写真を撮影することを許された。もちろん安全のための命綱を付けながら、撮影された写真たちはどれも素晴らしい。

    これまでと違った視点から見えるサッカー選手たちの喜怒哀楽は、これまで見てきた写真とはまた違うサッカーの一面を私たちに見せてくれる。

    ボールはまさかの自分たちのゴールへと吸い込まれてしまった。思わず倒れこむ。

    PKを蹴った瞬間、周りの選手たちの足はすでに動き出している。

    コロンビアを破って臨んだ2戦目。セネガル代表を待つ。

    ボールを取ろうと競り合う選手たち。すべてをぶつけ合う。

    上から見ると、試合はまた違って見える。

    どんなに大きなプレッシャーにさらされていても、髪型はビシッと決まっている。

    選手たちのウォームアップにも力が入る。

    必ずしも天使が微笑むとは限らない。

    誰にとっても負けは悔しい。

    試合が始まる前の一瞬の静寂。カウントダウンが始まる。

    勝利の美酒に酔う。


    私たちはサッカーの試合をいつもテレビカメラの視点から眺めている。でも、たまには上から俯瞰して見てみるのはどうだろう?

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:千葉雄登