暗いところで写真を上手く撮る方法 プロのアドバイス

    とにかく辛抱強さがカギ。

    こちらはクリステル・ライトさん。写真家であり冒険家、そしてストームチェイサー(雷を撮影する人)でもあります。

    1. 使える光はとにかく使いましょう。ただし、上手に。

    2. 光源と言えば、いざという時はスマホが便利。

    Krystle Wright

    「スマートフォンって、誰もが手の届く範囲に持っているものです。手持ちの機材がない状態で作業しているときは、使えるものは何でも使います。スマホのライト機能は出先で作業している時に便利で助かることが多いです」

    3. 暖かい色の光は冷たい色の光よりおすすめ。

    4. 街灯は扱いが「ちょっと難しい」けど、「すごく雰囲気を出せるときもある」。

    5. 設定はこの順番で:絞り値→シャッタースピード→ISO

    Krystle Wright

    「状況は常に変わるものですが、私は普段まず絞りを開け、被写体の動きにスピードがあるものでなければシャッタースピードを落とし、最後にISO感度を上げます。私が今使っているカメラのキヤノンEOS RはISOを上げてもノイズが出ないので、光が少ない難しい状況でも高品質の画像を撮ることができます」

    6. 備え付けのフラッシュやカメラに取り付けたフラッシュは、そういった画像を撮りたいわけじゃないなら、使わない方が賢明。

    Krystle Wright

    「フラッシュでドギツイ画像は、きれいだし個性を出してくれることもあります。でもそのドギツさを求めていない場合、写真の雰囲気をぶち壊してしまうことも。ほとんどのフラッシュは、出力の強さが調整できるようになっています。調整できない場合は、写真を撮る人が移動しながら、そのフラッシュにぴったりの角度を見つける必要があります」

    7. 500➗焦点距離=夜空の写真撮影時は最大のシャッタースピード。

    8. カメラを安定させておくのにぴったりのものを見つけよう。

    9. 天の川を見つけるには「PhotoPills」を活用しよう。

    photopills.com

    アプリ「PhotoPills」(拡張現実の機能)は、特に撮影場所を事前に探しに行けない時や作業の時間が限られている時に、計画を練るのに役立ちます」

    10. 星空の前に何か物がある場合、全く同じ写真を少なくとも2枚撮っておきましょう。

    Anna Mendoza

    1枚目は空にフォーカスを当て(星はぼやけるのではなく、小さな点々に見えるはずです)、その後カメラを動かさずに次の1枚ではフォーカスを前にある物体に合わせます。写真にどれほどの深みが欲しいかによりますが、2つ目のステップを必要なだけ繰り返しましょう。自分が撮った画像に満足したら、Photoshopで写真をスタックさせ、シャープな部分だけが見えるようにレイヤーをマスクします。

    「それが例えば景観であれ、人であれ、または何らかの被写体であれ、画像に物語や層を加えてくれる前景を見つけてみましょう。コツは、動かない被写体を見つけ、いくらかの被写界深度を出すためにf/5.6くらいで、ややスローシャッターでISOを上げて撮影することです」とライトさんは説明します。

    11. 残念。月が出ている時は星を撮影する選択肢はあまりありません。

    Krystle Wright

    月明かりがただただ強すぎて、空に光が溢れすぎてしまいます。

    12. 渦巻きスタイルの夜空の撮影に必要なのは、できるだけ少ない光害と、たっぷりの時間。

    Jeremias Thomas / Getty Images

    「シャッターを長い時間開いておけばおくほど、より長い軌道を作ることができます。星の軌道を作るには、15分〜数時間かかると考えてください。

    13. 景色の中の個性的な物体は、光を使って強調しよう。

    Krystle Wright

    「リモートの露出は通常30秒以上できるので便利です。理想的には、カメラを安定させておき、シャッタースピードをより長くするために三脚があるといいですね。そうすればノイズを避けるためにISO感度を低くしておけます」

    14. 露出不足を恐れないで。

    15. 光があまりない中で焦点を当てるのって、イライラします。でも不可能ではありません。

    Krystle Wright

    「もしあなたのカメラが、ほぼ真っ暗な状況でも焦点を絞れるものなら素晴らしいですね。EOS RはISO感度が一瞬上がるので、全景を見ることができます。つまり画像を撮るための設定に戻る前に、焦点を合わせることができるのです」

    16. 辛抱強く待とう。暖かい服を忘れずに。

    BuzzFeedは、オーストラリアのジャービス湾で行われたEOS Rの製品発表会にキヤノン・オーストラリアのゲストとして出席しました。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。
    翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan