何回も見返しているあなたでもまだ知らないであろう、『タイタニック』のトリビア

    時計、の、ところ、で、会おう。

    映画『タイタニック』が公開されてから、23年。

    映画に隠された多くのディティールを、あなたは見逃しているかもしれない。

    例えば。映画のラストで — ネタバレ注意 — ローズが眠って亡くなる*時のことを記憶しているだろうか。

    そのすぐ後に、私たちは海底に沈んだタイタニック号の船上に連れて行かれる。

    ...タイタニック号は私たちの目前で再び蘇る。まるでローズが思い出したかのように。

    それからこの男がドアを開け、私たち(ローズの幽霊)を幽霊がいるタイタニック号へと招き入れる。

    そこには、ジャック・ドーソンも。

    これは映画の序盤、ジャックが夕食の席で金持ちの人々と同席し、人生を悔いが残らないものにすることについての熱烈なスピーチをするシーンを引用したものだ。

    食事が終わった後、ジャックはローズにメモをそっと手渡す。

    ...そのメモには、「悔いを残さないように。時計のところで会おう!」と書かれている。

    ローズはそのとおりに。

    最後のシーンで引用されているのはそれだけではない。

    もう一つのディティールには、きっとあなたも気づいていないだろう。もっと近くに寄って…。

    近づいて、そしてもう一度画質を上げて。

    ちょっとぼんやりしているが、時計は2時20分を指している。ローズとジャックは2時20分に再会したのだ。たぶんあなたはいま「だからなんなの?」と思っているだろう。

    1912年の4月15日、タイタニック号は...午前2時20分に沈没した。

    この映画をこんなにも素晴らしくしているのは、まさにそうした種類の細部へのこだわりなのだ。

    この記事は英語から編集・翻訳しました。