レバノン首都で大規模な爆発。70人以上が死亡、4000人以上負傷

    レバノンの首都・ベイルートの港にある倉庫で8月4日、大爆発が起きた。倉庫には爆発性のある化学物質が6年間保存されていたという。

    注意:この記事には、爆発の瞬間や負傷者の画像などが含まれています。

    レバノンの首都・ベイルートで8月4日、大規模な爆発が発生し、AP通信などによると78人以上が死亡、4000人以上が負傷した。街の広範囲で建物は崩れ、瓦礫の下に閉じ込められた人もいた。

    Anwar Amro / Getty Images

    8月4日撮影。ベイルートで起きた爆発

    爆発は2段階に分けて起こり、2度目の爆発の威力はすさまじく、キノコ雲も発生した。何キロも離れた場所にいた人でも、爆風でひざまずくほどだったという。

    爆発を実際に見たというマーワン・ラマダンさんはAP通信の取材に対し「本当に恐ろしい光景でした。こんな光景をみたのは、レバノン内戦以来です」と語った

    Another angel of the explosion #إنفجار_بيروت

    「別の角度から撮影した爆発の様子」

    This is a video that I received from another angle - the person who shot it is OK. Remember; many people usually jog/walk on the Beirut waterfront (close to the explosion). Many people thought they just were documenting a big fire in the sea port. #Lebanon #beirutblast

    「別の角度から撮影した動画を受け取りました。撮影主は無事です。爆発源の倉庫周辺は、多くの人々のランニングコースでした。爆発を何かの撮影だと思った人も多いようです」

    爆発の詳しい原因は明らかになっていない。

    AP通信によると、レバノン総合保安局長のアッバス・イブラヒム氏は、船から押収された爆発性物質がベイルート港の倉庫に保管されていたことが、原因ではないかと話しているという。

    ディアブ首相は、2750トンの硝酸アンモニウムが6年もの間、事故防止策も無しに倉庫に保管されていたと語っていた

    ディアブ首相は「この件に関する責任者は、責任を取らずには済まされない」とした上で、「非常に大きな代償も払う必要がある」と述べた

    Anwar Amro / Getty Images

    8月4日撮影。負傷し、血だらけになっている男性。

    また、爆発は花火倉庫で起きたと語る人もいた。

    下の動画には、倉庫が爆発した後に煙があがり、パチパチとした火花のようなものが出て、その後さらに大規模な爆発となった様子が収められている。

    Another video of the explosion at Beirut Port #إنفجار_بيروت

    「ベイルートの爆発映像」

    爆発源より少し離れた場所から撮影された映像は、今回の爆発の大きさを物語っている。

    道路には瓦礫が散乱し、車の窓ガラスは割れ、大きく損傷している様子も収められた。

    I am getting a lot of videos from the ground and from the family WhatsApp group. I will be posting them here. Damage around the explosion area. #Lebanon

    「自分で撮影したものや、家族のグループチャットから送られてきた動画がたくさんあるから、ここに上げていくね。爆発源付近の様子」

    レバノン紙「デイリー・スター」は、ベイルート港付近のダウンタウン中心部に本社オフィスがある。

    同紙記者の1人は、爆発によって窓が吹き飛ばされ天井が崩壊したオフィス内の様子を、ツイッターで発信した。

    BREAKING: Massive explosion in Beirut. Footage from the daily star office now in Lebanon

    「衝撃の事態:ベイルートで大爆発が起きた。現在のオフィスの様子」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟