「迷子ひも」に見えないデザインを考えてみた Twitterでオリジナル案が続々

    見守りの限界を製品が補う

    事故防止のために子どもと保護者をつなぐ「迷子ひも」が「犬の散歩」のように見えないようにしたい。そう考えた川崎医療福祉大学4年の影山翔子さん(21)が、卒業制作で迷子ひもをデザインした。

    • 子どもがひもでつながれているように見えない
    • 親がひもを手で持たない
    • 使いたくなるかわいさ

    このような影山さんの工夫が話題になり、Twitterのハッシュタグ #ハーネスのデザイン考えてみた では、オリジナル迷子ひもの発表が相次いでいる。

    デザインしてみました。

    チルドレンのケーブルといえば、やはりこう #ハーネスのデザイン考えてみた

    @A_Ichiroo

    「ハーネスのケーブルが背中から伸びていることからエヴァンゲリオンを連想し、原作エピソードの『外れて暴走(はしゃぐ)』、『電池切れ(はしゃぎ疲れ)で活動限界がくる』などの要素も、幼児の性質を肯定的に解釈できておもしろいかな、と思ったからです」(@A_Ichirooさん)

    これはひもではない。舌です。

    TL内で賑わっているハーネスを見てひらめいた。「これカエルグッズに展開できる」 #ハーネスのデザイン考えてみた

    素敵タグ!爬虫類好きとしてはこれを提案するしか! #ハーネスのデザイン考えてみた

    子どもの干支にちなんで。

    うちのこ申年でついおさるさんグッズを買ってしまうので、こんなんあったらいいなーをざっと描いてみた。ぱっと見おさるさんがこどもをハグして守ってるみたいな。 #ハーネスのデザイン考えてみた

    私もちょこっと考えてみました。ひつじ年のわが娘に。 #ハーネスのデザイン考えてみた

    一日中つけたがりそう。

    #ハーネスのデザイン考えてみた 子供が自分から繋ぎたくなると良いな…と思った。ぞうさんにリンゴあげる〜とか。

    絵が上手くない&既にありそうなデザインですが 『ペロペロキャンディ🍬💕』の迷子紐があったら可愛いかな♥ #ハーネスのデザイン考えてみた

    目立つのだって怖くない。

    描いてみてわかったけど、これ背負う必要まったくないやつだった。これで階段を降りれば君もトップスターだ! #ハーネスのデザイン考えてみた

    どうぞ二度見してください。

    うちの息子はまず背負ってくれないから、これなら喜んで装着してくれる。はず。 #ハーネスのデザイン考えてみた

    レジで支払い中でも迷子にならない。

    #ハーネスのデザイン考えてみた こんな感じだと掴むのが安定しそう。布の柄を変えたりもしたいです^^

    犬の散歩に見えますか?

    犬じゃないんだから。 #ハーネスのデザイン考えてみた

    そしてこちらが、従来の迷子ひも。

    たとえ犬の散歩のように見えても、大事なのは子どもの安全。

    こちらは、冒頭の影山さんがデザインした3種類の迷子ひも。

    Syoko Kageyama

    「宇宙服風リュック」(左)、「おでかけバディ」(右)、「ひっぱりだこ」(下)

    Syoko Kageyama

    影山さんが3種類のデザインの感想を聞いたアンケートには、12月8日までに約3万件の回答が集まったという。

    転ぶまでの時間はわずか0.5秒

    子どもの事故予防に取り組むNPO法人「Safe Kids Japan」が子どもの転倒の実証実験をしたところ、転倒までにかかる時間は平均0.5秒。保護者の見守りだけで事故を防ぐことは「不可能」であることがわかった。

    12月10日にあった朝日新聞社主催のイベント「小さないのち〜守るためにできること〜」で、Safe Kids Japanの山中龍宏理事長はこう話した。

    「子どもの安全については保護者の自己責任論になりがちだが、事故は予測し、予防することができる。しつけや教育ではなく、環境や製品を変えることが有効。安全に対する意識を変えていくことが必要です」

    子どもの事故を防ぐための「迷子ひも」。見守りの限界を製品が補う。デザインの力が、それを後押しする。

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    Contact Akiko Kobayashi at akiko.kobayashi@buzzfeed.com.

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