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子どもたちを地震から守れるか 学校の耐震化はいま

耐震化率100%に向けて

マグニチュード9.0、最大震度7、広い範囲で震度5強を観測した東日本大震災。多くの学校が建物被害に遭った。

文部科学省が2011年6月8日に発表した「東日本大震災における学校施設の被害状況」によると、学校施設の被害は国公立と私立を合わせ、7935校。

公立学校(幼稚園、小中高校、中等教育学校、特別支援学校)の202校は、建物の被害が大きく、建て替えや大規模な復旧工事が必要と判断された。

震災が発生したのは金曜日の午後2時46分。子どもたちの下校の前後にあたる時間帯だったため、学校の安全に注目が集まった。

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公立学校の耐震化は急ピッチで進んだ。

Akiko Kobayashi / BuzzFeed / Via mext.go.jp

文科省は2011年5月、公立小中学校の耐震化を2016年3月までに完了し、すべての公立学校が震度6強以上の揺れにも耐えられるようにするとした。だが、学校の設置者である自治体の財源不足などで、まだ耐震化率100%には至っていない。

文科省の「公立学校施設の耐震改修状況調査」によると、全国の公立学校の非木造建物の耐震化率は2017年4月現在、98.5%。公立小中学校に限ると、98.8%となっている。耐震化を完了しているのは全国の設置者の9割となった。

福島県の公立小中学校は、耐震化率94.1%。

耐震化率が低い都道府県は、沖縄県(90.0%)、福島県(94.1%)、富山県(94.3%)、北海道(94.4%)、愛媛県(94.9%)と続く。福島県では災害復旧や除染が優先されたり、学校の統廃合議論に時間がかかった影響がある。

地震に備え、耐震化が急がれる。

小中学校は地震発生時に地域の避難場所として利用されることもある。文科省は、校舎の耐震化や体育館のつり天井の落下防止策などの早急な対策を、学校を設置する自治体などに呼びかけている。

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BuzzFeed Japanは被災地の現状をグラフで紹介しています。Yahoo! JAPANの3.11企画「データで見る震災復興のいま」にもまとめて掲載しています。

【お知らせ】東日本大震災からもうすぐ7年。Yahoo! JAPANの特集企画「データで見る震災復興のいま」を制作しました。BuzzFeed Japanでも、3月11日までそれぞれのグラフの解説記事を掲載します。 #震災 #東日本大震災から7年 https://t.co/jqHXOq1rsp

Akiko Kobayashiに連絡する メールアドレス:akiko.kobayashi@buzzfeed.com.

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