
1. 寄り添ってあげる(乳幼児〜幼稚園児)

2. 不安な気持ちを聞いてあげる(小学生以上)

3. 疑問に答える、一緒に考える

4. ものごとの見かたは一つじゃないことを伝える

さいごに
環境の変化を敏感に感じ取る子どもならではの症状を、文部科学省が提示しています。心と体のバランスを保てるよう、ケアに役立ててください。

突然の災害に、子どもは心身ともに大きな不安を感じます。しかし、それを上手に周囲の人に伝えることはできません。どうケアすれば良いでしょうか。ベテラン保育士に聞きました。
肌と肌の密着によって、子どもは安心感を感じます。「大丈夫、一緒にいるよ」と声をかけてあげましょう。
災害がどうなることよりも、子どもは自分が1人になってしまうのではないかという不安を感じます。
不安でいっぱいになった胸の内を聞いてあげましょう。「そうだよね」と発言を反復することが大切です。
自分で発した言葉を反復することで子どもは理解されていると感じます。
どういうことが起こったのかを整理してあげましょう。子供達の疑問を一緒に考え、答えを整理することにより、子どもの思考はスムーズになります。
頭がスムーズに働くようになってから、いろいろなものごとの切り口があることを教えてあげましょう。
子どもはマイナス思考に引っ張られるとすぐに頭のなかが不安でいっぱいになってしまいます。
今起こっていることすべてがマイナスなことでなく、ポジティブな言葉がけを心がけてください。
環境の変化を敏感に感じ取る子どもならではの症状を、文部科学省が提示しています。心と体のバランスを保てるよう、ケアに役立ててください。