【定番から穴場まで】岐阜で絶対に外せない観光スポット&人気の宿
県庁所在地である岐阜市は名古屋から電車で20分、最北端まで行けば日本海までおよそ1時間。岐阜県は、総面積1万㎢超えのビッグな県なのです(全国第7位)。魅力たっぷりの岐阜の人気観光スポットを紹介します!
※本記事は11月4日に近隣地域在住のライターが取材しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お出かけの際は感染対策に十分なご配慮をお願いします。
また、営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認ください。

\紹介するのはここ/
【1】高山の古い町並
【2】岐阜城
【3】白川郷
【4】モネの池
【5】養老天命反転地
【1】匠の国へようこそ「高山の古い町並」

江戸時代に飛騨の豊富な木材資源と鉱物資源の確保を狙いとし、幕府直轄領となった飛騨高山の地。現在の高山市の中心部には、当時の城下町・商家町としての景色が色濃く残っています。
ランドマークは赤い橋

市街地を流れる宮川沿いに発展を遂げた城下町。JR高山駅から歩いて10分ほどで中心地へ。この赤い橋(中橋)をランドマークに散歩を続けます。
執務スペースだけでなく住居空間も公開中

役所としての機能だけではなく、25代にわたり江戸幕府より派遣されてきた代官(のちに郡代)の住居も兼ねていました。

代官所らしい質素な佇まいに、歴史の重みを感じることができます。
スポット情報はこちら👇
住所:岐阜県高山市八軒町1-5
アクセス:JR高山駅より徒歩約10分
入場料:440円(高校生以下無料)
営業時間:08:45〜17:00(11月〜2月は〜16:30)
休館日:年末年始(12月29・31日、1月1日)
住所:岐阜県高山市三之町
アクセス:JR高山駅から徒歩約10分(鍛冶橋から弥生橋までの宮川東側川沿い)
営業時間:07:00〜12:00(4月〜11月)、08:00〜12:00(12月〜3月)
住所:岐阜県高山市八軒町1-5
アクセス:JR高山駅から徒歩約10分
営業時間:07:00〜12:00(4月〜11月)、08:00〜12:00(12月〜3月)
\高山エリアで人気の宿をピックアップ/
1. 中心地でアクセス抜群の人気宿「本陣平野屋 花兆庵」

住所:岐阜県高山市本町1-34
総合評価:★★★★☆(4.61)※Yahoo!トラベル11月16日時点
おすすめプラン:1万4300円〜 ※Yahoo!トラベル11月16日時点
アクセス:中部縦貫道「高山西IC」より国道158号線経由で約20分

「本陣平野屋 花兆庵」は、城下町の中心部に位置する温泉旅館。
高山陣屋や朝市開催地にも歩いてすぐ向かうことができ、幅広い世代から人気のお宿です。

地元の味覚たっぷりの夕食は、ぜひ地酒と一緒に。

柔らかな泉質の温泉はずっと浸かっていたくなる湯ごこち。快適なお宿ステイが楽しめます。
2. ファミリーステイやグループにおすすめ「高山グリーンホテル」

住所:岐阜県高山市西之一色町2-180
総合評価:★★★★☆(4.40)※Yahoo!トラベル11月16日時点
おすすめプラン:8800円〜 ※Yahoo!トラベル11月16日時点
アクセス:中部縦貫道「高山西IC」より国道158号線経由で約10分

「高山グリーンホテル」は、JR高山駅から徒歩6分のところに位置する、ホテルの機能性と旅館の魅力を併せ持つ人気の宿。全189室とキャパシティも大きく、ファミリーやグループ向けにもオススメです。

木の温もりに包まれた大浴場、異なる趣を楽しめる庭園露天風呂など温泉も充実!

地元・飛騨の食材をたっぷり使った夕食・朝食も大好評です。生産農家や業者に自ら仕入れに出向くというおもてなしの心を堪能してください。
「難攻不落」感がハンパない!

岐阜のシンボル・金華山の断崖の上に立ち、背後を流れる長良川にも守られる城はまさに天然の要塞。その難攻不落レベルの高さは一目瞭然です。
山頂まではロープウェーで

標高329mの金華山山頂まではロープウェーの利用が便利。断崖を駆けのぼるような3分半のショートトリップをエンジョイ!
険しい道のおともをゲット!
ロープウェーを降りてから天守閣まで徒歩8分、石段や坂のある山道が続きます。途中の売店でみたらし団子(100円)を購入し、エネルギーチャージしてもうひとがんばり!
見えてきたぞ、天守閣!

ようやく見えてきた天守閣。城内は織田信長と岐阜城の歴史を辿る資料館となっています。
岐阜市内を一望する絶景を目の当たりに
最上階の展望台からは長良川に濃尾平野、岐阜の雄大な景色を眺めることができます。夕暮れどきの景色も見ごたえたっぷりです。
穴場の「絶景トイレ」も話題

ロープウェーの山頂駅からすぐのところにあるトイレは、絶景を楽しめる設計になっています。大きな窓からは岐阜市街を一望。
スポット情報はこちら👇
住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18
アクセス:JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バス「岐阜公園・歴史博物館前」バス停下車
営業時間 :3月16日~5月11日 09:30~17:30、5月12日~10月16日 08:30~17:30、10月17日~3月15日 09:30~16:30(季節により異なります)
休館日:なし
料金:大人200円、子ども(4歳以上16歳未満)100円
【金華山ロープウェー運賃】大人(12歳・中学生以上)往復1100円、小人(4歳以上12歳未満)往復550円
駐車場:179台(岐阜公園駐車場/1回310円)
\岐阜城付近で人気の宿をピックアップ/
1. 金華山を見上げる「ぎふ長良川温泉 ホテルパーク」

住所:岐阜県岐阜市湊町397-2
総合評価:★★★★☆(4.23)※Yahoo!トラベル11月16日時点
おすすめプラン:1万3200円〜 ※Yahoo!トラベル11月16日時点
アクセス:JR岐阜駅・名鉄岐阜駅より路線バスにて約15分、東海北陸道「一宮木曽川IC」より約30分

金華山の麓に立つ「ぎふ長良川温泉 ホテルパーク」。大正6年に旅館「港館」として創業してからおよそ100年の歴史を誇る宿です。

食事付きプランには、黒毛和牛と鮎の2トップを中心に充実のラインナップ。海・山・川の幸を順番に、じっくりたっぷり味わえるんだから文句のつけようがありません。

岐阜城に一番近い宿がウリで、お部屋からも露天風呂からも岐阜城を見上げることができちゃいます。

「十八楼」は1860年創業、古い町並みを残す川原町界隈にある温泉旅館。屋号はかつてこの地の景色を心から愛したという松尾芭蕉の名文「十八楼の記」に由来するとされています。
遮るものがない一枚窓の広縁から、長良川の景色を堪能できる客室も多数。

長良川温泉特有の鉄分を多く含む赤銅色の湯が楽しめる温泉施設も充実しています。旧家が保存していた明治時代の土蔵をベースに完成させたのが、館内2階にある「蔵の湯」。

長良川の流れを楽しむなら、日中の入浴がオススメ。天井に高山ひのき、湯船に木曽石を使用した露天風呂があるこちらの「川の音」のほか、大浴場は薬草風呂とシルキーバスが楽しめる「川の瀬」も。
見渡す限り雪景色。厳冬を生き抜く術として

この集落の家屋の代名詞といえば、この茅葺きの三角屋根。四方を山に囲まれた豪雪地帯としても有名で、屋根に重くのしかかる雪による建物倒壊を防ぐために、この形になったとのこと。
これぞ日本の原風景


今でも一部の家屋は実際の住居として機能しており、重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれています。ぷらぷら散歩しているだけで、日本古来の美しさをたっぷり感じることができます。
伝統家屋でごはんを食べる体験プログラムに注目
世界遺産の集落から15kmほど離れた平瀬エリアにも合掌造り建物が点在。
こちらの旧遠山家住宅では、実際に国指定重要文化財の中でお弁当をいただけるアクティビティ「遠山家ごはんプロジェクト」という体験型アクティビティも楽しむことができます(事前予約制で、最大20名まで)。
スポット情報はこちら👇
住所:岐阜県大野郡白川村荻町1086(萩町合掌造り集落)
アクセス:東海北陸道「白川郷IC」から車で5分
営業時間:08:00〜17:00
料金:施設により異なる
駐車場:240台(普通車1回1000円/村営せせらぎ公園駐車場)
【4】名作に引けを取らない美しさ「モネの池」

関市の板取地区にあるとある池が、クロード・モネの名画「睡蓮」を連想させるとのことで、観光スポットとして注目を集めています。
のどかな景色が広がる一本道を行った先に
東海北陸自動車道・美濃ICから30kmほど車を走らせたところ。山間の一本道を行った先にある根道神社という小さな神社が目印。道路の反対側に駐車場も整備されたことで、毎日多くの人が足を運ぶ観光スポットに。
到着には、カーナビを隣にある「フラワーパーク板取」さんを目的地に設定にすると便利です。
常に異なる表情を見せる水面

30匹ほどの鯉たちがゆったりと泳ぐ池には、晴れた日には日光がたっぷり降り注ぐ。雲の流れにより日光の差し込み具合も変化することで、常に異なる表情を見せてくれます。
ファンもいっぱいの池だが、名前はまだない
この名もなき池、通称「モネの池」の彩りは1年を通じても移り変わりを見せてくれます。
水面のスイレンの花が咲くのは5月下旬〜7月。私が訪れたのはモミジが色づき始めた10月下旬。青みがかった水面とのコントラストは、ため息が出るほど美しいものでした。
近隣にはあゆ料理を楽しめるお店がたくさん

清らかな板取川沿いということもあり、近隣にはおいしい鮎を食べられる飲食店がいっぱい。今回はモネの池から4kmほどのところにある、「鮎や」に行ってみました。
コース料理から定食まで、絶品鮎に舌鼓
「もみじコース」(3150円)は、甘露煮にはじまり雑炊で締める全5品からなるお手頃コース。唐揚げ・塩焼・魚田(田楽風)と異なる味わい方ができるのも嬉しい。
3品に小鉢がつく「日替わり定食」(980円)もリーズナブルでオススメ。取材当時は子持ち鮎がおいしい時期で、洞戸の鮎の味を堪能することができました。
【5】フォトジェニックなアート空間「養老天命反転地」

養老町にあるテーマパーク。名古屋出身のアーティスト・荒川修作が惚れ込んだ、自然豊かな養老の地で制作された総面積1.8ヘクタールの巨大なアート作品。
荒川氏がNY出身の芸術家であるマドリン・ギンスとともに、「身体の変革」「死の克服」「運命の反転」可能にする手段としての建築プロジェクトが、そのまま巨大な1つのアートとして完成しました。
奇抜すぎて、とにかく映える!

2016年全国ネットのテレビ番組にてその奇抜なデザインが注目を集め、フォトジェニックなスポットとして幅広い世代に人気を誇るようになりました。
人間の平衡感覚や遠近感を狂わせる仕掛けがたっぷりで、大人のしっかりとした歩みもまるで幼児のようによちよち歩きになってしまいます。ここには、「あらゆる知覚を再構築させる」という作者2人のメッセージが込められています。
どこを歩いても足元ふらふら、しかし、とにかく「映える」のです!
岐阜県の形をしたメインパビリオン

こちらはメインパビリオン「極限で似るものの家」。屋根が岐阜県の形をしており、家の内部も配置された家財道具を貫く形で迷路状になっている。
独自のアート空間に没頭してみる
敷地内には「昆虫山脈」「精緻の棟」「もののあわれ変容器」など、独自の世界観の作品が点在しています。
思考をかき乱されながらも、気がつけばグッとハートを掴まれている感じがするからなんとも不思議なものです。
こんなアートが県営公園の中にあるんだから驚き

自然たっぷりの養老公園の中に、突如として現れる「ザ・変化球」的な施設(正確には、アート作品)。1時間程度で歩き回れますが、誰もが写真を撮るのに夢中になるうちに、さらに時間が過ぎていく。
水平・垂直といった整った空間とは無縁ゆえ、後日やってくる筋肉痛もまた、作者たちからの強烈なプレゼントということで。
スポット情報はこちら👇
住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2
アクセス:東海環状自動車道「養老IC」から車で約10分
営業時間 :09:00〜17:00(最終入場16:30)
休園日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
料金:大人770円、高校生510円、小中学生310円
駐車場:約1000台
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お出かけの際は感染対策に十分なご配慮をお願いします。
また、営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認ください。
※記事内の商品・サービス情報は記事公開日時点のものになります。価格・サービス内容等の情報は変更になっている可能性がございます。ご了承ください。
※本記事はBuzzFeed Japan株式会社とYahoo! JAPANが共同で企画したものです。記事内の商材・施設・サービス選定や評価はBuzzFeed Japan株式会社の判断にもとづいています。
※記事内で使用している商材・施設・サービス等の画像は、施設・店舗様から画像・商材・サービスを購入、またはお借りしたうえで使用、撮影しています。
※本記事の宿泊施設情報は、過去に掲載した記事を抜粋、再編集して制作しています。