叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
11月14日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《地方へ転勤した彼から心が離れてしまった》という相談を紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

お便りの内容は、以下の通り。
《私には付き合って5年になる7歳下の彼がいますが、彼は仕事で昇進するため2年前に自ら手を挙げ地方へ転勤してしまいました》
《彼は夜行バスなどを使って1〜2ヶ月に一度こちらへ会いに来てくれたり、態度もとても私のことを好きでいてくれるのですが、 普段の連絡がスムーズにいかなかったり、私が仕事や病気で大変なときにもあまり声をかけてくれなかったりするうちに身近な人とはもう感じられず、遠くにいる仲の良い人のように感じるようになってしまいました》
《このため彼とどこかへ行きたいとか、一緒に何かをしたいといったことがまったく浮かばなくなってしまいました。このままだと好きでもなくなってしまう気がしてならないのですが、好きでいられるよう何か努力すべきか、自然の成り行きに任せて、好きでなくなったらそれはそれで身を任せるべきか悩んでいます》
内容を聞いた恭子さんはまず、「質問の核は何なのか」と質問を投げかけた。
「ご質問の核心がわからないんだけど……。どうやったら努力できて、どうやったら好きでいられるような努力の仕方があるの?」
恭子さんと美香さんは「好きでないのに、好きでいようと努力する」という部分が引っかかっているようだ。
「好きでなくなったらというのが、私思うんですけど、ムダですよね。好きでなくなったのに好きでいようとする努力ってどういう……」(美香さん)
「ムダかどうかは別として、例えばどんな方法があるんだろう」(恭子さん)

美香さんは「好きになろうと努力するその時間をもっと有意義なことに使う」と自身の考えを語った。
「私だったらですよ、好きでなくなっているのであれば、好きでいようとする努力などする時間がもったいないので、その時間をもっと違う有意義な時間に過ごすべきっていうか……。自分を偽ってこういうことをするべきではないのではないかと思うんですが」
美香さんの意見に対し、「相談者は自分を偽っていることを知っているのでは」と推察する恭子さん。最後は二人のこんなやり取りで回答が締めくくられた。
「(自分を偽ってるって)もう知ってらっしゃると思いますよ」(恭子さん)
「っていうことはもう、お答えは出てるんじゃないんですか? ご自身の中では」(美香さん)
「うん、だと思いますが。だから私は『このご質問の核はどこなの?』って聞いたのよ」(恭子さん)
「お相手のことはもう好きではないわけなので、『核はどこなの』と言われるともうお答えは出てるのではないかと私は思うのですが。ご自身の中でですよ」(美香さん)