叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」の新エピソードが、1月31日に配信された。
番組内でリスナーから寄せられた《私を信頼していないのに、「愛してる」と言う夫。愛って何?》という相談に、恭子さんと美香さんが回答した。
お便りの内容は、以下の通り。
《愛してる。愛、とはどういうことですか?》
《フルマラソンに初めて挑戦する私に、「42.195kmなんて絶対に走り切れない。簡単にできると言うな。お前の言葉は信用していない」と言って応援してくれない夫。結局、完走しました》
《仕事関係で尊敬している男性と食事をした私を、息子の前で侮辱する夫。離婚したいと言って家を出たところ、「愛しているからやり直そう」と言います》
《こんなに信頼せずに、「愛」って言葉を使える夫が理解できません。愛って何? とめまいがする毎日です》
《「私たちの愛する大切なみなさん」といつも問いかけてくださるおふたりから、お話が聞きたいです》
まず、恭子さんは「私たちの愛する大切なみなさん」という言葉に込めている思いについて以下のように語った。
「私たちが目に見えていないことよりも、心の中で受け取ってくださるみなさんがいる。それを当たり前にそう思っているからこそ、この気持ちが伝わってる方、受け止めてくださってる方、たくさんいらっしゃるんじゃないかなと。心を込めた愛です」
美香さんは恭子さんが以前残した「愛」についての言葉を披露し、自身の見解を述べた。
「お姉さんの言葉でもありますけど、『愛とは最も神聖で、最も深く、遠く大切な魂のあり方です。そしてまた愛とは、幻でもあります』」
「お姉さんの言葉を聞いていて、この方とリンクするところは、この方が感じていること……この方の魂が受け取っていることが、そういうことなんではないかと」
「(相談者の方と夫が)お互いかもしれませんが、愛情とかそういう愛があるのかなあ、と思うのですが……」
恭子さんは「二人のことはわからないものの、ある意味では崩壊している」とコメントした。
「ある意味では、もう崩壊してますよね。ただそれが、他人の私たちではわからぬものがどっかに入ってて、ご主人はもしかしたら何か心につっかえがあるからそういう風につらく当たったというか……ヒドい言葉で(言ってしまうのかもしれないけど)」
「『マラソンなんて、そんなのできるわけないだろ』って言うのは、すごくヒドい言葉ですね。仮に応援しなくても、そんな言葉を言うなんて、私だったらもうダメですね」
相談者の夫が言ったという「愛しているからやり直そう」の「愛」には、感情がこもっていないのではないか、と恭子さんは語る。
「ご主人の使った『愛しているからやり直そう』って言った愛は、その愛という言葉の感情を抜いた暗号というか信号というか。本当のそれではなくって」
「いわゆる形にしたら、それって『愛してるから』っていう名前になっただけであって、本当に愛してるというものではないのではないかと私は感じますが」
恭子さんは、お便りの内容だけでは判断できない部分があるものの、相談者の方がそう思っているのであれば、わだかまりが解消されるのは難しいのではないかと意見した。
「最低限度、その方がそう思っていらっしゃるんであれば、そのわだかまりが浅くなることは難しいんではないですか」
「(仕事関係の男性と食事に行ったことを)わざわざ息子さんの前で侮辱したっていうのも……違う意味での愛だけではなくメンツもあるでしょうし、そういう風にわざわざそうしたのではないかとも思いますが」
最後に「愛とは」について問いかけられた恭子さんは、以下のようにコメントし、回答を締めくくった。
「美香さんが一番最初に説明してくれた私のお言葉の中の。それはそういうことなんじゃないですか?」