Updated on 2020年2月10日. Posted on 2020年2月8日

    初見のインパクトがヤバすぎ!中毒者を生み出し続ける“新人お笑いトリオ”のネタがまさに怪奇

    Yes!アキト、どんぐりたけし、サツマカワRPGの3人によって結成されたお笑いユニット・怪奇!YesどんぐりRPG。3人は各々が一発ギャグを得意とするピン芸人だ。彼らの結成歴はまだ2年という短さ。まだテレビへの露出は少ないものの、ネット上ではかなり話題になっている。

    2019年夏、M-1グランプリ1回戦で笑いをかっさらった新人がいる。怪奇!YesどんぐりRPGだ。

    Aina Maruyama / BuzzFeed

    Yes!アキトどんぐりたけしサツマカワRPGの3人からなるお笑いユニットは2018年に結成されたばかりだという。

    彼らは主にYouTubeやTwitterなどのSNSにネタ動画をアップしており、ネットを中心に中毒性の高い笑いで人気を築いている。

    YouTube上で活動する芸人は数多くいるが、彼らのようにテレビ露出が少ないにも関わらず、ネット上で話題になっている芸人は珍しい。どのようにして彼らは今の地位を獲得したのだろうか?

    Aina Maruyama / BuzzFeed

    左から、Yes!アキトさん、どんぐりたけしさん、サツマカワRPGさん。

    一発ギャグ「ダブルパチンコ(Yes!アキト)、「卍通りま〜す(どんぐりたけし)」、「シュウマイ(サツマカワRPG)」

    ーー3人、もとはピンで活動をされていましたよね。ユニットはどのようにして結成されたのでしょうか。

    サツマカワRPG(以下、サ):僕らはもともと各々が、一発ギャグだったんですよ。

    ――一発ギャグ? ピン芸人ではなく?

    サ:“一発ギャグ”です。人間じゃなくて。

    北海道の一発ギャグ(Yes!アキト)、茨城の一発ギャグ(どんぐりたけし)、そして僕が山梨の一発ギャグ(サツマカワRPG)。

    そんな3つの一発ギャグたちがM-1に出てみようと集まった結果、人間の形になった。

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    youtube.com

    ――M-1ありきでユニットになったんですね。

    サ:そうです。M-1グランプリって、あんまりお笑いが興味ない人でも絶対知ってるじゃないですか。

    僕はもともと違う事務所の芸人と組んでいて、そのコンビでM-1に出ていたんです。でも、2018年から事務所の都合で一緒に出られなくなっちゃって……

    ――やむを得ず、コンビを解散した。

    サ:はい。じゃあどうすればM−1に出られるか……って考えたときに、仲が良かった2つの“一発ギャグ”を誘ったんですよ。3つの一発ギャグを僕が人の形に錬成しました。

    3つの一発ギャグが合わさるからこそ生まれた異色の漫才ネタ「プレイヤーチェンジ」

    怪奇!YesどんぐりRPG提供写真

    ――――M−1グランプリ2018の一回戦で話題になってましたよね。あの漫才はどうやって生まれたんですか?

    サ:夜中に3人で集まってM-1のネタを考えていたらパッと「プレイヤーチェンジ」が生まれました。自分たちが得意なのは一発ギャグ。これを何かで活かせないかなと、深夜ノリのテンションで試してみたんです。

    ――見たことないスタイルだと思ったんですけど、深夜ノリで作れてしまうものなんですか?

    サ:いや……100パターンくらい、ギャグ以外に普通の漫才もいろいろ色々やってみたんですよ。定番っていうか。でも、どれもしっくり来なかった。

    結果……やっぱり3人それぞれが持っている一発ギャグを回してやるのがいいねと。

    怪奇!YesどんぐりRPG提供写真

    ――テイストが違う一発ギャグを回しても、ひとつにまとめるのって難しそうです。

    サ:そうそう。回し方が難しいじゃないですか。ひとつひとつの一発ギャグが面白くても。

    で、回し方をどうしようかと3人でぐるぐる回ってたんですよね……誰が前に出て誰が下がればいいのか……それがゲームでプレイヤーを変更する様子に似ていたので、僕が「プレイヤーチェンジ、プレイヤーチェンジ、プレイヤーチェンジ…」となんとなく言ってみたら、ハマった。

    僕らは同じ一発ギャグでも、やっているネタの個性が全く違う。あえてそれを活かしました。

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    youtube.com

    ーー各々が一発ギャグを披露するという漫才ネタは異質にも見えます。新しすぎて滑るリスクもありそうです。

    サ:やー…それが、ありがたいことに、すごく反応が良かったんですよ。かなりウケました。

    どんぐりたけし(以下、ど):「プレイヤーチェンジ、プレイヤーチェンジ…」と言い出した瞬間に客席が沸いて。正直ネタをやる前はそこでウケるなんて全然思っていなかったので、びっくりしました。

    Yes!アキト(以下、Y):うそ、俺は絶対ウケると思ってた。

    ど:や…自信はあったけど、まさか「プレイヤーチェンジ」ってところがキモになるとは思っていなくて。だから本番中「うおお!!」みたいな。ここでウケるんだ!って驚いた。

    キャッチーで誰でも真似しやすい「プレイヤーチェンジ」。芸人がこぞって真似をし始めたことで、ネット上で話題に。

    怪奇!YesどんぐりRPG提供写真

    ーー「プレイヤーチェンジ」がウケるとは思ってなかったんですか?

    Y:そうです。でも結果的にこれがきっかけでいろんな人に覚えてもらったり、真似してもらったりしましたね。

    サ:楽屋で、初めての先輩に声をかけていただいたりとか。この前は麒麟の川島さんに「プレイヤーチェンジだね!」と言っていただいて。

    大物の方に知ってもらえたのはめちゃくちゃ嬉しかったですね。この言葉がなかったら覚えてもらえなかったかもしれないので。

    Y:みんながこの「プレイヤーチェンジ」で遊んでくれるんですよね。

    ネタを見た芸人が、仲間同士でやってくれたり…。同業者がそうやってマネしてくれるのは嬉しいですね。

    マジ怪奇!! 怪奇!YesどんぐりRPGにハマったミスチル https://t.co/8UGTYACymI

    「プレイヤーチェンジ」のパロディネタをする、ガーリィレコードのフェニックスさん。

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    「怪奇!YesどんぐりRPG」のYouTubeチャンネルでは色んな芸人さんとコラボした「プレイヤーチェンジ」が見れます。
    Aina Maruyama / BuzzFeed

    ーー「プレイヤーチェンジ」もそうですが、斬新というか怪奇というか。ある程度、計算しているんでしょうか?

    Y:当初は真っ直ぐにウケると思ったものをやっていたつもりだったんですが…。いつの間にか個性派と言われるようになってました。

    ーー「個性派」と言われるのは本意ではない?

    ど:うーん…何かしら他とは違うウリがあるのは強みだと思います。

    サ:僕らのネタ、合う人と合わない人がハッキリしてるんですよね。そこがお笑いの「キモ」だったりしますから。「私だけがわかる、このお笑い!」みたいな感覚。

    Y:“ウリ”と言えば「こいつら、声が大きいだけじゃん」なんて言われることもあるんですよ。

    ――ショックを受けませんか?

    Y:いや、それもそれで、印象深いってことだと捉えてます。どんな理由でも覚えてもらえるのは良いこと。

    サ:声が大きいのは基本ベース。人間、声が大きくて元気な方が何かと良いですからね。

    うるさい声で、僕らなりのセンスをぶつける。それをモットーに、ネタをやっています。

    BuzzFeed Daily

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