無冠の帝王ロジャー・ディーキンス、アカデミー賞での連敗記録が13で止まる

    これまで数々の大作の撮影を手がけたディーキンスが『ブレードランナー2049』でやっと(!)撮影賞を受賞。

    撮影監督ロジャー・ディーキンスが、14度目のノミネートで初めてアカデミー賞を受賞した。

    ディーキンスは『ブレードランナー2049』で撮影賞を受賞。作品の中では、ディーキンスがドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とともに生み出した、このようなシーンがある。

    これも。

    あと、これも。

    ディーキンスがアカデミー賞で受賞されるまでの旅路はとても長いものだった。1994年に『ショーシャンクの空に』で初めて撮影賞にノミネート。

    1990年代、2000年代、そして2010年代も、ディテールが細かい撮影技術を使った作品がノミネートされ続けてきた。

    2007年には、『ノーカントリー』と『ジェシー・ジェームズの暗殺』と2度もノミネートされることもあったディーキンス。

    ディーキンスは映画史で屈指の撮影監督であることは、言うまでもない。ジェイムズ・ボンドのシリーズで唯一、『007 スカイフォール』で2012年、撮影賞にノミネートされている。

    2018年まで、実際アカデミー賞で賞を勝ち取ったことがなかったディーキンス。

    この30年間、数々の大作を撮影してきたディーキンスが受賞してこなかった方が不思議だったが、2018年、やっと初めて受賞を果たした。

    ディーキンスは、発表後ステージに向かっている間ずっとスタンディングオベーションを受けた。

    ロジャー、おめでとう!!

    この記事は英語から翻訳されました。