Reporting To You X
{title}

311 Japan

311 Japan

食品検査がかえって不安を助長? 福島県産の食べ物を今も買い控えする気持ちはどこから来るのか

東日本大震災に伴う原発事故で広がった福島県産の食品の買い控えは、6.5%程度まで減っています。忌避感に何が影響しているのか調べたところ、安心を得るための食品検査がかえって不安を助長している可能性もわかってきました。

リスクを引き受けて生きる コロナで奪われた3密、他者との出会いを取り戻すために

東日本大震災で傷ついた福島で人が集う場を作り、外部をゆるやかに巻き込みながら復興の形を模索してきた地域活動家、小松理虔さん。コロナ禍で人が集まることや旅行が難しくなった今、どうすれば人が出会う場を回復できるでしょうか?

「答えがないから...」土屋太鳳、影響を受けたファンの言葉

俳優の土屋太鳳が3月11日、東日本大震災への思いをつづった。土屋は「今年も11年前に感じたことを忘れてはならない日が来ました」と記すと、「おだやかな今と未来になることを心から祈っています」と願った。

ふるさとに風を送り込めたのか? それとも奪ったのか? 被災地とメディアの間をつなぐ人が見た震災報道

東日本大震災以降、多くのメディアが3.11前に被災地を訪れ、その悲劇や復興の動きを取材してきました。しかし、その震災報道は被災地に新しい風を送り込む力となり得たのでしょうか? メディアと被災地の間に立ってきた小松理虔さんに聞きました。

新型コロナも重なり震災後10年で迎えた限界 それでも果たしたいあの時の誓い

地元のお医者さんとして、患者だけでなく家族まで診る丁寧な診療を心がけてきた岩渕正之さん。しかし、患者が増え、新型コロナ流行での負担も重なり、ついに気力が限界を迎えました。それでも続けるのはなぜなのでしょうか?

非日常が日常になっていく葛藤を支えて 震災で家族や家を失った薬剤師の10年

東日本大震災で父や自宅を失った岩手県の薬剤師、金野良則さん。被災者でありながら、専門職として地域の患者を支える活動を続けてきました。被災という非日常が日常になっていったこの10年について聞きました。

「ここには自分を必要としてくれている人たちがいる」 3.11で痛感した地元の医師の役割

故郷を離れたくて医者になったつもりが、いつの間にか故郷の医者になっていたーー。自分を動かすのは、「ここには自分を必要としてくれている人たちがいる」という思い。それを痛感したのは、東日本大震災の体験でした。

「カップ麺は水でつくれる」警視庁の防災ツイートはなぜバズる? “中の人”が明かした熱い思い

災害時に役立つさまざまな「防災ライフハック」を親しみやすい語り口で発信し、たびたび話題を呼んでいる警視庁警備部災害対策課のTwitter。開設のきっかけは、東日本大震災で広がったデマにあった。その狙いと、日々の苦労を「中の人」に聞いた。

震災後10年間、過去にすることができなかった傷 悲しみを受け止めてくれる誰かを

東日本大震災から10年。つらい体験のフラッシュバックに一人で苦しんでいた女性は、かかりつけ医と共に歩みながら回復しつつあります。時が経つにつれて強くなる痛みもある。悲しみを分かち合える誰かが必要だと医師は言います。

「ステイホーム」「自助」への違和感。コロナ禍と原発事故、芥川賞作家が見つめる社会の“歪み”

東日本大震災後、福島に暮らす小説家の柳美里さん。コロナ禍において、この社会に存在した差別や格差などの「歪み」が浮かび上がっていると指摘する。広がる「自己責任」「自助」という言葉に覚える違和感とは、何なのか。

瓦礫の山で見つかった娘。「行方不明」の子を捜し続ける父親たちの思い

東日本大震災から10年が経とうとするなか、いまだに行方不明者となっている人たちは、2528人。写真家・岩波友紀さんは、あの日から家族を捜し続ける父親たちの姿を追ってきた。その展覧会「One last hug」から見える、現実とは。

複雑化する福島第一原発の処理水をめぐる国の議論。“最有力案“に反対するメンバーに聞く

処理水の処分方法と、それに伴う風評被害への対策について検討する、有識者会議「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」で2016年から続く議論の流れを振り返りながら、処理水の処分のあり方について考える。

2533人と家族は今ーあの日から8年、帰ってこない父への想い

震災で今も2533人の行方がわかっていない。その一人は、ある女性の父親だ。あの日から、父の話題は家族の間でタブーになった。大学で選んだのは被災地のフィールドワークを行うゼミ。なぜ、彼女は自分の中の傷と向き合うことを選んだのか。

ご近所づきあい 被災後の健康を守る武器に

震災前から宮城県岩沼市の全高齢者を調査している「岩沼プロジェクト」で、地域のつながりが被災後の心身の健康に影響していることがわかってきた。

back to top