先日、部屋を掃除していたら
中学〜高校時代に使っていたガラケーを発掘しました。一番古い機種は9年前に発売されたものらしい。
「青春時代の自分」が詰まっているガラケー。充電器に差したら赤く光った。こいつまだ動くぞ。こわい。こわすぎる。
友人を巻き添えにする
1人で見る勇気がなかったので、ガラケーを保管していた友人を集めて、みんなで開いてみることにした。
全員ひたすらに「どんな恐ろしい画像が出てくるかわからない」「本当に開きたくない」とつぶやいている。
まずは外装から鑑賞する
ひっくり返すと……。
「うわ!!! こういう貼る奴いた〜!」
「わざわざ充電カバーの裏に、彼氏のプリクラとか貼る奴もいたな」
持ち主「あった」
まだ電源を入れてないのに、もう瀕死状態になってしまった。まだ序盤なのにだ。どうなってしまうのか。
いよいよ電源を入れる
本日のメイン作業、電源を入れて過去と向き合う時間に。
「ついた! ついた! とりあえずデータフォルダ開けますね」
試しに「す き よ」フォルダを開いてみる。
画像フォルダは、懐かしいコラ画像やプリクラであふれていた。受験生っぽい格言や「センター試験まであと何日」というような画像もたくさんある。
黒歴史の総本山、メールフォルダへ
懐かしい画像に打ちのめされたが、本番はここからだ。毎日せっせと誰かとやり取りをしていた、メールフォルダを開くのである。
メールフォルダは、データフォルダよりも「恋愛」の足跡がくっきり残っているらしい。こんなに恐ろしいことはない。
ここで「さっきから撮影しているお前はどうなんだ」と指摘が入った。
いつもなら、高校生らが「結婚するもん」と、彼氏とのプリクラをTwitterに投稿しているのを見て「いまの若い子は〜」と言う側だ。しかし我々にそんな資格はもうない。
ワンセグ/赤外線は現役
しかし、いくつかいいこともあった。まず、ワンセグがまだ使えるのだ。
「人間の進化」がよくわかる会
数々の「過去」に蝕まれた会だったが、感じたのは「人間の進化」だった。
ガラケーからiPhoneに技術が進化したように、いくらヤバいメールを送っている奴でも、いつかは大人になるのだ。
無理やりいい話にしたところで終わろうと思います。