大分の女子マネ、甲子園のグラウンドから締め出される 高野連は何と答えた?

    規定について、どう思いますか?

    8月2日、甲子園球場で開かれている全国高校野球選手権大会の練習中、グラウンド内にいた大分高校の女子マネージャーが、大会関係者に「慌てて制止」されるハプニングが起こった。デイリースポーツが報じた

    大分高校のマネージャーを務めている首藤桃奈さん(3年)は、ユニホームを着て練習の補助をしていたが、約10分後に止められたという。

    なぜ制止されたのか。BuzzFeed Newsの取材に、日本高等学校野球連盟(高野連)は、大会の規定に従ったためと話す。

    平成28年度大会参加者資格規定の第5条には、参加選手について次のように書かれている。

    (1)その学校に在学する男子生徒で、当該都道府県高等学校野球連盟に登録されている部員のうち、学校長が身体、学業及び人物について選手として適当と認めたもの。

    この規定に準じて、「女子部員は基本的にはベンチにいるようお願いしている」と話す。また高野連によれば、この規定とは別に、代表校に渡されている手引きにも「練習補助員は男子部員に限る」と明記されているという。

    なお、デイリースポーツの報道では、「危険防止」を定めた規定のため、とされているが、その規定の存在について、高野連は否定している。