スマホ不正疑惑に羽生三冠がTwitterで発言「灰色に近い」が「疑わしきは罰せず」

    文春報道を受けて深夜のコメント

    将棋界が三浦弘行九段の「スマホ不正疑惑」で揺れる中、羽生善治三冠が10月20日、妻の羽生理恵さんのTwitterを通じて、コメントを出した。

    ①こんばんは。突然にお騒がさせてしまい申し訳ありません。本日、一部報道で誤解を招くような表現がありましたのでこの場をお借りして説明をさせて頂きます。まず、灰色に近いと発言をしたのは事実です。 〜②に続く

    2連続のツイートで三浦九段の疑惑は「灰色に近い」が「白の証明も、黒の証明も難しい」「疑わしきは罰せず」と自らの考えを述べている。

    ②そして、今回の件は白の証明も黒の証明も難しいと考えています。疑わしきは 罰せずが大原則と思っていますので誤解 無きようにお願いを致します。羽生善治

    なぜ、このタイミングでコメントを出したのか。

    10月19日に週刊文春WEBで「将棋『スマホ不正』問題を渡辺明竜王が独占告白と題する記事が発表された。渡辺竜王が疑惑の根拠について証言している。

    その中で、羽生三冠らトップ棋士7人が「極秘会合」を開き、渡辺竜王の説明を聞いて「99.9%やってますね」などという声も出たと書かれている。

    この会合の詳細などは、20日発売の週刊文春で掲載されるという。

    将棋界を揺るがす疑惑。否応なく注目を集める第一人者として、報道を通じてではなく、直接、自分の意見を示したかったのかもしれない。

    このコメントは深夜の発表だったにもかかわらず、拡散されている。