米国ニューヨークで6月30日、毎年恒例のプライドパレードが開かれた。

LGBTムーブメントの発祥とも言われる「ストーンウォールの反乱」から50年の節目で過去最大規模に。日本からも東京レインボープライド(TRP)が団体として登録し、250人が参加した。

パレード参加者が15万人に膨れ上がって後発のTRPは出発が4時間以上遅れ、日が暮れた摩天楼での行進になった。

それでも会場からの声援を受けてこの盛り上がり!
出発は3時間遅れでゴールは真夜中。それでもこの盛り上がり!
東京レインボープライドの貸切バス。シャボン玉と桜吹雪でメッチャ目立ってた。
スタートからゴールまで3時間のパレードで街頭からの声援はずっとこんな感じ。「Happy Pride!」
沿道からの声援も凄かった!
そしてゴール
TRPも年々参加者が増え、2019年は2日間のフェスティバルで20万人、パレード参加者は1万人を超えた。支援する渋谷区の長谷部健区長も視察のために今回のパレードに参加した。

パレードを終えた長谷部区長は「こんな時間まで待たされていた人も、沿道の人たちもみんな笑顔でプライドを楽しんでいることに感動した」。
「このハッピーな雰囲気もだけど、飲食店からお土産店から経済効果も凄い。街ぐるみでこのイベントを盛り上げて、支えようという形がしっかりと出来上がっている」
「TRPでストーンウォール50周年に参加するのが夢だった」と語るTRP共同代表の山縣真矢さんは「これほどたくさんの人が日本から参加してくれるとは思っていなかった。それぐらいみんな強い思いがあるんだと感じた」。
「多くの国を見てきたけれど、大切なのはパレードだけじゃない。日本は同性の結婚や差別解消、性同一性障害特例法などいろんな面で遅れている。TRPでも様々な分野に取り組んでいきたい」
訂正
当初の記事では見出しなど「日本チーム初参加」としていましたが、1994年にも参加があり、訂正しました。