オックスフォード大からの不合格通知。それを受け取った18歳は……

    「あなたの傷ついた心を、どうか芸術に昇華して」

    こちらは18歳のクラウディア・ヴァラミィと母親のルイーザ・サーンダース。二人はロンドンに住んでいる。

    高校生活最後の年を迎えたヴァラミィ。アーティストである彼女は、将来について不安を抱えていた。「大学に出願すると、将来のことが突然、現実味を帯びてきます」と、ヴァラミィはBuzzFeed Newsに語った。

    ヴァラミィは、オックスフォード大学に出願していた。「オックスフォード大学は私にとって情熱と美、そして厳しい知性のある場所だという印象を持っていました」

    しかし、ヴァラミィは先週、オックスフォード大学から不合格通知を受け取った。しかし、彼女はダラダラと物憂く失意に浸ることはしなかった。「ほぼ即座に」その不合格通知を別の目的のために再利用したのだ。

    母親のルイーザが職場から帰宅するまでの間に、不合格通知は全く違う姿に変貌していた。書かれた語句は切り抜かれ、言葉が絵の中に絡みこんでいた。

    普段は肖像画の制作をすることが多いヴァラミィだが、この時は別のスタイルに目を向けた。

    母は、その絵を見て笑った。

    「面白いことをするな、それにずいぶん威勢がいいなと思いました」と、ルイーザ。「すごく素敵な絵です。それに、ちょっとした傷心に対する生意気な反応です」

    ルイーザがその絵をTwitterで共有すると、5万回以上リツイートされた。「たくさんの人たちを元気づけたみたいですね」と、ルイーザ。

    Yesterday, my daughter learned that she hadn't got into Oxford. By the time I got in from work, she'd made this fro… https://t.co/TO2xqGRGpF

    昨日、娘はオックスフォード大学から不合格通知をもらいました。私が仕事から帰宅するまで間の時間に、娘は通知をこんな作品に作り変えてしまいました。

    今は亡きレイア姫ことキャリー・フィッシャーの言葉を引用し、ヴァラミィが不合格通知を芸術に昇華したことを称賛する人たちもいた。

    @louisa_saunders @indiaknight 'Take your broken heart, make it into art' - Carrie Fisher. Tell your daughter she will go far. Beautiful

    あなたの傷ついた心を、どうか芸術に昇華して」とキャリー・フィッシャーは言った。娘さんは遠くまで行けるよ。美しい」

    オックスフォード大学にとって損失なのでは?と指摘する人も。

    オックスフォードも、もったいないことをしたね。

    @louisa_saunders @AMCELL Oxford missed their chance with your daughter. Bigger and better things coming.

    オックスフォードは娘さんを入学させるチャンスを逃したね。きっともっといいことがあるよ!

    「オックスフォードやケンブリッジに合格できるか否かで、あなたの人としての価値は決まりません。このことに、私と同じ状況にある他の人たちにも気づいてもらいたいのです」

    ヴァラミィは来秋から別の大学で学ぶ予定だ。

    この記事は英語から翻訳されました。