米の口コミサイトがジェンダーフリーのトイレの場所を教えてくれる

    普段何気なく使っているトイレ。アメリカではトランスジェンダー(性別越境者)の生徒たちが男性と女性、どちらのトイレを使うかについての議論が続いている。

    米の口コミサイトYelpは、どんな性別の人でもでも使うことのできる、ジェンダーフリーのトイレを検索できるサービスを提供し始めた。

    これからは、レストランが子連れ可能か、クレジットカードが使えるかだけではなくジェンダーフリーのトイレがあるかどうかも同様に検索可能になる。

    Yelpのサービスでは、ユーザーと経営者の両方がトイレの位置をマッピングできるようになっている。ユーザーは訪れた場所にジェンダーフリーのトイレがあるかどうかを書き込むことができ、経営者も自社のページを編集することができる。

    アメリカでは、トランスジェンダーの生徒たちが、男性、女性どちらのトイレを使うかについての議論が続いている。

    トランプ大統領は2月、オバマ前大統領による保護政策撤回すると発表。Yelpのレイチェル・ウィリアムズはBuzzFeed Newsの取材に対し、今回のサービス開始はトランプ政権への反動であると答えた。

    Yelpは、トランスジェンダーの権利を主張している高校生ギャビン・グリムへの支持を表明している

    ギャビンの訴訟は米連邦最高裁に上訴されていた。最高裁はこれまで、6月までに審理するとしていたが、トランプ政権の方針転換を受け、控訴審へと審理差し戻しになった。

    AppleやAirbnb, Microsoftなども、ギャビンの訴えに支持を表明している。

    この記事は英語から翻訳・編集されました。