1月21日、ドナルド・トランプ大統領就任に抗議し、女性たちがワシントンD.C.をはじめとする 世界中の都市 を行進した。
このデモ行進は、ノースカロライナ州のシャーロットでも行われた。
ジェニー・ソウリーさんは、夫のサムさんと2人の子供たちを連れシャーロットへ向かった。
ソウリーさんが9歳の息子とデモ行進について話し合ったところ、映画 「Selma(邦題:グローリー/明日への行進)」を観て感銘を受けていた息子は、「全ての人は平等だ」と書かれたプラカードを作った。
しかしその時、ソウリーさんが振り返ってみると、1歳10か月の娘も自分のプラカードを作っていた。「私と息子がプラカードを作っているのを見ていた娘は、サインペンをつかむと自分のプラカードを立派に作り上げました」と、ソウリーさんは言った。「明らかに娘には自分の主張があり、それを自分で表現したんです」
土曜日のデモ行進で、ソウリーさんは自分のプラカードを誇らしげに掲げる娘の姿を写真におさめた。
ソウリーさんの元同僚でFacebookでも友人のショーン・レントさんがその写真を共有したところ、瞬く間にインターネット上で広まった。
たまらないほどキュートな写真だと思った人は少なくない。
多くの人々が感銘を受けた。
「お気に入りの写真」と言う人も。
インターネット上で拡散したこの写真について、「私の元に『希望』という言葉が入ったコメントが多くきます」と、ソウリーさんは語った。「この写真は、こんなに小さい子でさえ、すでに自分の意見を主張しているんだ、という希望を人々に持たせているのです」
「娘が何を言っているのか、いつも分かるというわけではありません。でも彼女はいつだって本音を語っています」と、ソウリーさんは言った。
この記事は英語から翻訳されました。