どうする「小1の壁」。 ひとり歩きの子どもを守るために、親にできることとは。

まずは、小学生がやりがちな謎の行動パターンを知りましょう。

1. 小学生になると、子どもがひとり歩きをする機会が増えます。

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小学校に入学した後、子どもがひとりで登下校したり留守番したりすることなどは「小1の壁」と呼ばれ、親の不安の種になっています。

子どもの環境が変わる春休みや新年度、どんな点に気をつければよいのでしょう。

2. 防犯の専門家が、子どもの安全のためのマニュアルをつくりました。

舟生岳夫 / 日経BP社

筆者は、セコムで子どもの安全に関する研究に取り組んでいる、2児の父。不審者から身を守るための知恵や事故を防ぐ方法などをわかりやすく説明しています。こんなブログも運営しています。

3. まず、子どもがとる謎の行動パターンを知りましょう。

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大人が予想しない謎の動きをする子どもたち。しかしそこには、一定のパターンがあります。

『子どもの防犯マニュアル』には、

  • 狭いところが好き(住宅の壁の間や細い道をくぐり抜ける、体がぴったり収まりそうな空洞に入る)
  • 高いところも好き(壁によじのぼる、高所から見渡す、手が届きそうなものに飛びつく)
  • 危険なものに触りたがる(不安定な台や石に乗る、チェーンやロープにぶら下がる、ガラクタや水に触る)

など15の行動パターンの例が挙げられています。好奇心や探究心からとる行動が、危険につながりやすいことがわかります。

こうした行動を制するのは難しいので、注意すべき場所を知っておくことが大切です。

4. 子どもと一緒に通学路を歩き「危険な場所探しゲーム」をしてみましょう。

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子どもと一緒に危険を予想することは、事故予防だけでなく不審者対策にもなります。

子どもがひとりになるタイミングで狙われることが多いため、人気のない場所や死角になるスポット、下校のときに友達と別れる場所などを確認しておくとよいそうです。

防犯ブザーも、持たせるだけではなく、鳴らす練習をしておきます。

5. 他にも、こんなアドバイスが。

6. ・見えるところに名前を書かない。

いくら「知らない人にはついていかないで」と教えても、名前を呼ばれたら子どもは「知っている人なのかも」と思ってしまうかもしれません。

不用意に名前を知られないよう、傘なら柄ではなく内側、ランドセルはカバーを開けた内側、自転車はカゴの内側などに書きます。

子どもが好きなキャラクターを口実に声をかけるケースもあるので、マスコットをつけていたらカバンの中にしまうなどの工夫が必要です。

7. ・カギで玄関を開ける練習をする。

子どもが玄関でカギを出すことで「親がいない可能性」を不審者に知らせてしまうかもしれません。

素早くカギを取り出してスムーズに家に入り、すぐにカギを閉める動作を練習することは、不審者に隙を見せないだけでなく、子どもの防犯意識を高めることにもつながります。

8. ・「どうやって逃げるか」を教える。

「『お母さん(お父さん)からダメって言われているから』と言って断りなさい」(子どもが断りやすいフレーズ)

「いざというときは、ランドセルを道に落として逃げていいからね」(重いものは捨てる)

子どもが「知っている人だったらどうしよう」「大切なものを置いていったら怒られる」と迷わずにすむよう、とにかく逃げていいのだと伝え、具体的な方法を話しておきます。

「どうしてそんな道を通ったの!」「なんでそんなことをしたの!」と頭ごなしにダメ出しすると、子どもは怒られるのが怖くて、危険な目に遭っても親に報告しづらくなってしまいます。

「何をしていたの?」と事実を聞いたり、一緒に歩いて子どもの目線を確認したりして、今後の注意に生かします。

9. 子どもが自ら危険に気づき、身を守れるように。

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年中、親が子どもについて歩くわけにはいきません。子ども自身が「何かおかしいぞ」と危険を察知する能力を身につけることが重要です。

春休みに、安全について親子で考えてみませんか?

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