安倍首相の写真に謎の歪み 事務所「何の修正も加えていない」

    誰かを「消した」跡では?と噂になっているが…

    安倍晋三首相がTwitter投稿した写真に不可解な「歪み」が写りこんでおり、画像加工ソフトで何かを消した跡ではないか?と話題になっています。

    Twitter社CEOとの2ショットに

    問題のツイートは12月6日付のもの。Twitter社CEOのジャック・ドーシーさんとの官邸での2ショット写真とともに、以下のような文章が投稿されています。

    《Twitter社CEOのジャック・ドーシーさんから、特製Tシャツをいただきました。来日を心より歓迎します。
    これからもSNSを活用した情報発信をどんどん行っていきたいと思います》

    目を凝らして写真を見ると、向かって右側の壁部分に楕円形の「何か」が写り込んでいます。

    拡大してみると…

    おわかりいただけただろうか…

    安倍首相の顔の高さと同じぐらいの位置が何やらボケており、壁の縦縞がその部分だけ不鮮明になっているのです。

    Twitter上では「山本一太氏でも消したのか?」「和田政宗議員ではないか」「世耕(弘成・経済産業相)に全部」と、誰が「消された」のか、予想大会が始まる始末。

    一方、同じ日にジャック・ドーシー氏が投稿した写真には、奇妙な歪みは写っていません。

    何の修正も加工もしていない

    BuzzFeedが内閣広報室に問い合わせたところ、「Twitte投稿については安倍晋三事務所に聞いてほしい」との由。

    電話とFAXで事務所に取材を申し込むと、次のような回答がありました。

    「原因はわからないが、ものを消したということではない。何の修正も加工もしていない。撮ったままということです」

    だとすると、あの楕円は一体何なのか。レンズの汚れという可能性も考えられますが、謎は深まるばかりです。

    首相公邸の幽霊「承知していない」

    2013年には、首相公邸に「幽霊が出る」という噂に関して、政府が「承知していない」とする答弁書を閣議決定したこともあります。

    噂が出たのは歴代の総理が住まいとしてきた「公邸」(※安倍首相は入居せず、東京・富ヶ谷の私邸から通っています)。

    今回2ショット写真が撮影されたのは、「公邸」ではなく総理の職務スペースである「官邸」ですが、もしかして…と考えてしまう珍ニュースでした。