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家に子どもがいる人や外国語話者、視覚・聴覚障害者の方へ。感染拡大の不安から身を守るための情報をまとめました。

国内での感染者が増え続けている新型コロナウイルス。情報にアクセスしにくい方に向けたまとめ記事があります。

家に小さい子どもがいる場合は。

子どもに呼吸器系の持病がある場合の対応は。

また、呼吸器疾患(喘息のあるお子さん、未熟児出生や何らかの呼吸器疾患で呼吸器管理をしているお子さんなど)、心疾患、免疫不全状態(先天性免疫不全のお子さん、ステロイドや免疫抑制剤、抗がん剤などの治療を受けているお子さん)では、他の感染症と同様、悪化のリスクがあります。

活気がない、ぐったりしている、呼吸が苦しそう(呼吸がはやい、胸壁を大きく動かして一生懸命呼吸している様子がある)、食事や水分がとれない、発熱が数日つづくなどあれば、医療機関を受診してください。

その他、子どもの感染時の症状、受診の目安、乳児期の母乳などについては、以下の小児科学会のサイトをご覧ください。

参考)公益社団法人 日本小児科学会 新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(2020年2月12日現在)について

また、子どもと新型コロナウイルスについて話す際には。

大人たちの会話を聞いたり、ネットやテレビのニュースなど目にする中で、子どもたちも、子どもたちの視点・理解で、今回の新型コロナウイルスの情報を受け取っています。

新型コロナウイルス感染対策についての子どもへの伝え方は以下を参考にしてください

参考)藤田医科大学感染症科 「コロナウイルスってなんだろう」

子どもたちが遊びの中で、今回の感染発生などを表現した時は、まずは無理に止めずに見守りましょう。

もし、よくない結果になりそうになったら、良い形で遊びが終えられるようにサポートしてください。

感染により学校などの行事が取りやめになることもあるかと思います。

このようなことは誰かが悪いわけではありません。

是非、ご自身のお子さんの気持ちを受け止めた上で、感染したお子さんを労わるようなコミュニケーションをご自宅で取るなど「誰かを悪者にするのではなく、お互いを労わる言葉がけ」を心がけていただけたらと思います。

日本語を母語としない方へ。

視覚・文字情報にアクセスしにくい方へ。

聴覚情報にアクセスしにくい方へ。

聴覚障害や難聴のある方は、文字やイラスト、筆談や手話など、視覚情報を中心に情報を入手することになります。

しかし、相談窓口に電話番号しか掲載していなかったり、聴覚障害への対応が可能な窓口が少ないまたは見つからなかったりして、必要な情報にアクセスしにくい場合があります。

記者会見等が放送される際も、手話通訳者がいない場合があります。

また、今回の新型コロナウイルスの予防対応のように、多くの方がマスクをして過ごしている状況では、口元の動きを読んで話の内容を理解・予測することが難しくなります。

聴覚障害や難聴のある方が利用・相談できる社会資源としては以下のようなものがあります。

・厚生労働省の相談窓口(メールアドレス・FAX番号が公開されています)

・日本財団の電話リレーサービス

・日本ろうあ連盟

情報が多すぎる、どうしたらいいかわからないなど、不安な気持ちとの付き合い方とは。