皆さんは、"リア充代行サービス" をご存知ですか?
そもそも "リア充" とは、リアル(私生活)が充実した人たちのことを指します。
一方で、リア充になりきれない人たちは "リア貧"と呼ばれています。
ここで1つ、ある疑問が浮かびます。
「本当にどんな人間が依頼してもリア充な雰囲気の写真が撮れるのだろうか」と。
と、いうことで検証。
「絶対に盛り下げるギャグを披露しても、果たしてリア充代行サービスは盛り上げてくれるのか?」
"リア貧" である私が、実際に体を張ってあらゆる手段を使い、なんとしてでも場をシラケさせようと思います。それでも、リア充は、本当にリア充らしさを保ち、あたたかく盛り上げてくれるのでしょうか?
それでは、今回の対戦カードを紹介します。
赤コーナー! "絶対に滑るギャグを披露するリア貧”
対する青コーナー! "絶対に盛り上げるリア充"
待ち合わせして早々に、本物のリア充による「ウェーイ」の洗礼を受けた私。
そして、あらかじめ予約してたレストランに移動し、さっそくカンパ〜イ🍻
いよいよ本題へ。
ここから一気に私が場をしらけさせるようなギャグを披露し、それでもリア充の皆さんが、リア充らしさを失わずに温かく盛り上げてくれるのか、検証します。
バトルスタート!
絶対に滑るギャグ① むかし流行ったギャグをやる
リア充はトレンドに敏感です。なのに昔流行ったギャグをやったら場がシラケるに違いない。
私「自分、一発芸が得意なんですけど、ちょっと披露していいですか?」
絶対に滑るギャグ② リア充のモノマネをする
私みたいなリア充でない人間が、リア充になりきったらさすがにリア充の方々もいい気分ではないのでは…?
私「チョリース」
リア充「…チョリース!」
ただ挨拶しただけみたいになってしまいました。
私の唐突な「チョリース」にもすぐに反応するリア充の凄さよ。
だめだ…全然かなわねえ…
絶対に滑るギャグ③ ダッサいコールを披露する
いまどきのリア充がコールをやるのかわかりませんが、聞いたこともないダッサいコールを披露し始めたら、さすがに引くはず。
私「いまからビール飲みま〜す!ラララランド!ラララランド!ラララ…」
絶対に滑るギャグ④ 変な格好をしている
ちなみにコレです。
絶対に滑るギャグ⑤ トイレから戻ってきたらトイレになってる
数分後…
私「戻ってきました〜」
リア充「…」
私「…あ。"トイレに行ったらトイレになっちゃった〜" っていうギャグでして…」
リア充「…」
私「あっあっ…もちろん、本物ではなくレプリカなので、キレイですし、あと、お店の人にも許可もらってるので…」
リア充「そういう問題じゃないよ…」
と、いうことで、ここでネタバレです。
私「いままでどういう人の依頼を受けたことがあるのですか?」
冷やし中華さん「実は、リア充代行以外にも『謝罪代行』とかもやってまして…」
私「え!面白そう。どんな謝罪をしたんですか?」
冷やし中華さん「一番記憶に残ってるのはあれだな…ある依頼主の女性が不倫しちゃって、俺がヤクザの格好して不倫相手として、依頼主の旦那に謝罪しに行ったんですよね(笑)」
そのあとも、スベらない話をいくつも披露してくれたり…普通に楽しい飲み会になりました。
レストランを出てから、レインボーブリッジを背景に記念撮影。
一緒にプリクラも撮ってくれました!まるで前から友達であったかのようなフレンドリーさで、気がついたら素で楽しんでました。
【検証結果】リア充をドン引きさせてしまったけど、結果的に本物のリア充になれた。
今回代行サービスを利用してみて「リア充」ってこんなに簡単になれるのだとビックリしました。
最初は「リア充らしい写真を撮らなきゃ」という気持ちがとても強かったけど、本物のリア充と接し、自分も楽しくなっていって、気がついたら自然と "リア充写真" が撮れていることに気がつきました。
ちなみに、私が今回、利用したリア充代行サービスでは、リア充1人につき8000円で2時間の代行ができます。